蛍桜

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正直言って

独りじゃないと言い切れる自信はある?
確かなものなど何もないこの世の中で泣いていた
歩いている道なんて なんの感触もなくて
ただ敷き詰められたコンクリートの
冷たさが溢れ出てくる
どうして信じれるというの
いつまでも向き合えない自分がいるのに
何も言えなくなる空を眺めて
どこまで飛んでいくの
鳥はもう帰って来ないの
例え君がどんな言葉を並べたとしても
何も変わらない それは今に始まったことじゃない
すべてを諦めればいいと思った
神様なんて見守る以外何もしてくれなかった
どこかに落としてきたの 何を落としてきたの
どうして君は笑うの どうして私は笑うの
信じられるものなんてひとつもなくて
絶望の中に立っているふりをするだけ
暗闇の中には光がないと決め付けて
ただ独り座って泣いていることが強くなるために
必要だと言い聞かせてた
自分の周りに輝く光など忘れていた
光は確実にひとつずつ消えていくだけで
手を伸ばしても掴めない 届かない 儚い
また光が消えるのを見ていかなきゃいけない
何も出来ない また消えていくのを止められない
どうして私を独りにするの
光はすべて消えていくの
たった一つだけ残るはずの光さえも見つけれなくて
どこが出口なの どこに向かえばいいの
ただ君が笑ったその理由さえ分からずにいた
どこまで信じればよかったの 消えてしまう光
そんなものいつ消えるか分からないのになぜ求めるの
もう二度と信じないと嘆いてもどうして光は現れるの
私をだますつもりなら もう現れなくていいのに
私を裏切るつもりなら もう充分すぎるのに
夜を越えても夜しかなくて
たとえそこに流れ星が流れたとしても
願い事なんてかなえてくれるはずがない
何も夢を持たない方がいいのだと教えてくれたのは
希望を与えてくれるはずの神様でした
絶望の淵に立たされたふりをして小さく嘆いて
それを私は望んでいたのかもしれない
中途半端な希望なんてほしくなかった
ただ絶望の中で光を知らないままでいたかったのに
どこかで光を見つけてしまったんだ
その輝きに目を奪われて 消えたときに気づいたんだ
独りだと 誰もいないのだと
この闇は永遠なのだと
誰かの声が聞こえてもそれは私には語らない
誰も余所見をして私を見ない
いつも通り過ぎていってしまうだけで何も残らない
見え隠れしている裏も表もない世界
すべてを知り尽くしたら 何か変わるだろうか
闇の世界を歩き回って 何か変わるだろうか
もし 誰かがそばにいてくれたとしても笑えるはずがない
あなたもいつか消えていくのでしょう
闇に飲まれていくのでしょう
何も変わらないだけで 闇が深くなるだけで
どこにも行かないほうがいいと誰かは私に伝える
けど ここには居たくない
行く場所なんてないけどいかなきゃいけない
ここにいたら気が狂いそうだから
何を信じていたの どこまで信じていたの
暗闇の中に光が現れても
試すようになったのは 消えることを知ってから
いつかそれも消えてしまうのだと
自分に教える必要があったから
すべてを終わらすためにすべてを蹴散らし
誰かを傷つけ 誰かを殺し
私の中に入ってくるなと嘆き飛ばすけれど
それでも入ってくるやつには容赦はなく
私がどこまで悪者になってもいい
悪者になることを望んでいた
嘘だって重ねていくしかできない
すべてを嘘で固めることが出来たらどれだけ楽なのだろう
キライと言っているわけじゃないけど
スキなわけでもない
土足で踏み込んでくる 光を纏った偽善者
私の何を知っているというの?
きっといつか 私のことを消えればいいんだと
言うのは分かりきっているのに
どこまで裏切ればいいの どこまで追い詰めればいいの
どうすれば私は悪者になれるの
あなたはそれでよかったの
自分の気持ちを軽くみないで
どこまで考えているの どこまで本気でいるの
自分の意思表示だけ必死にやって
私の意思表示は何も聞いてくれないの それで終わりなの
時間が経てば嫌でも 光は舞い降りてまた消えていくのに
なぜ いま私の前で消えようとしているの ばかみたいに
自分はここにいるよと自己主張だけして
私のことなんて忘れているんでしょう
醜い心を知ればきっとすぐに飛んで逃げるくせに
そのうち陰口を言うくせに
今だけそうやって夢を見ている
私に夢を重ねないで どこか遠くへ行ってしまえばいい
もう届かないものが多すぎて
もう諦めなければいけないものが多すぎて
どうしても知りたいことがあった
それさえも教えてくれずに光は消えていくだけ
私に絶望を教えるだけ
少しでも私に関わるのならば 消えるそぶりを見せないで
すべてを話して 曝け出して
どうせ消えるなら 何か残していって
自己満足で終わらないで ついていけない
ただ布団の中で包まって 自分の無力さが腹立つ
みんな消えればいいと思っているんだ
私のことなんて消えればいいと思っているんだ
そのうちみんなを敵にまわして
私が朽ち果てていくのを待っているんだ
お姫様にもなれない 人間にさえもなれない
どの道が正しいのか知らない
それでも道はつながるから
誰もいない道を選ぼう どこにもいかない道を選ぼう
ずっとここに戻ってくる道を
ぐるぐる回る道を
そしたら何もしなくていい
何も苦労しなくていい
独りでただ回っているだけでいい
そしたら種を埋めよう 次来たときには花が咲いてるかな
次来たときには散っているかな
そしたら私も一緒に散っていこうかな
二度と花がつかないように朽ち果てていこうかな
夢を折り曲げてまで生きていきたくないから
夢を摘み取ってまで美しさを保ちたくないから
どこにもいかなくていい 何も知らなくていい
消えていってしまう光だけを覚えていれば
裏切りの味と 絶望の深さだけを知っていれば
もう何も必要ない あの暗闇の中へ帰ろう
夢を見る必要もない それをかなえる気なんてないんだから
中途半端に近づいてこないで
それで泣かれても困るだけで 何もできないんだから
どうして今まで通り過ぎたことしかないのに
そこまで泣いて私に迷惑をかけようとするの
都合がいいときに都合のいいように泣かないで
都合がいいときに都合のいいように使わないで
馬鹿みたいに自分がかわいそうだと思わないで
そして自分を卑下して 周りを褒め称えるのもやめて
不幸ぶるのはやめて もっと自分を持ってよ
みていていらいらするんだから
もう近づくなって言いたい
でも言えない 少しでも私を必要としてくれてるなら
ここにいてもいいよって言ってくれるなら
分かったようなこと言って
私が求める言葉はなんだろうと悩んでいても
それは所詮自分のためなんでしょう
どこにも輝きを求めていない
ただすべてが闇になればいいのにね

なんでこんなに悲観的なんだろう
なんでこんな考え方しか出来ないんだろう

なんで


2004.8.21  19:19
2004年08月15日(日)

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