| 蛍桜 |
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| とりあえず二つ目 |
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うれしいことがあれば 素直にうれしいと喜べるでしょうか 本当にありがとうと伝えたいときに 私は本当にありがとうと伝えられるでしょうか 笑顔でそれを伝えることは出来るでしょうか それとも 笑顔の安売りをしている私には無理でしょうか 自分がほしい言葉を 誰かに言ってほしいと嘆くのだけれど 誰にもその嘆きは届かないまま 私は誰も分かってくれないと嘆き続けるのです 自己管理を怠ったから? あぁ、そうですとも 私が悪いんだ 遠くまで広がっている、どこまでも広がっている でも私は どこまでもいけるわけがない 途中で諦めた もうこれ以上いけないと諦めた それを誰かのせいにして そのまま私はもとの場所へと戻った 空には入道雲が浮かんでいた どこかで自分はここにいるべきなのではないと思った 自分はこの世界に生きているものじゃない 人間じゃないかもしれない 自分だけはみんなと違う 自分だけ独りぼっちなんだ、と けれどもすべては一緒だった 私はそこらの石ころと一緒に転がっているだけだった 誰の目にも留まらない 普通の、ただの、人間だった それに気づいたのはつい最近のこと コンクリートの道を歩いていた 両脇には立てられたばかりの家が建っていて その中には、幸せそうな家族が居て そとはカンカン照りなのに あの人たちは涼しそうな顔をしてアイスなんか食べたりして 私はその場に立ち止まるのも悔しくて歩き続けた 分かれ道があったけれど どちらを選ぶとか、そういう考えはなくて ただ、いつも通いなれた道へと足が動かされていった 私は道を選ぶということを忘れてしまった 無意識のうちに 決められた道へと歩んでいく 一生、あの新築の家の中へとはたどり着けない 私は一人、いつもの家へと進む 独りぼっちの家へと進んでいく 孤独とかじゃない ただ なんでだろうって思う なんで私だけ?って言いたいわけじゃない でも、なんでだろう? 誰か この疑問を解いてくれますか? これは二つ目 やっと二つ目 ゆっくりいきませう 2004.7.30 2:47 |
| 2004年07月16日(金) |
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