蛍桜

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後悔は何を与えてくれるのか

ずっと、同じような夢ばかりを見てきた
同じ人に、同じことに対して、呆れられたり怒られたり
馬鹿にされたり、反応はいろいろだったけれど
いつも私は追い詰められて
だけど意地でもごめんなさいなんて言いたくなくて
私がいままでやってきたことを否定されてしまっても
自分が悪いのなんて分かりきってるから言い返せなくて

ずっと、その人に後ろめたい気持ちがあった

夢で、そうやっていろいろ言ってくるあの人に
私は何か正当な言葉を返せただろうか
私の我侭で傷つけてしまったあの人の傷を
治すための言葉を与えることができただろうか

あの人がどれだけ追い詰められているのかということを
私は知っているのだろうか


同じ夢ばかりが続いて
その人に宛てる言葉をここに書いて
それで何かが変わっただろうか

でも
あの言葉を綴ってからは、もうあの夢は見ない


変わりにみた今日の夢は
あまりにも、ばからしかった

私らしかった



++

母は、私が「人に利用されやすい存在」と思っている
他人の、興味のないオープンキャンパスには借り出されるのに
自分のオープンキャンパスについてくれる人はいない、と

別に、見返りを求めてついていっているわけじゃないのに

ずっと部活とかで時間が作れなくて
夏休みに一緒にいこうね、って言っていた子が一人居た
つい、昨日までは、いついこうかって話してたっていうときに
「夏休みはいろいろ入って忙しい」と言われた
宛てがなくなってしまった私はどうしたらいいだろう

母に「一緒に行く人がおらんもん」と言った
だから、初めの結論になったのだろうけれど

ただ私が、あまり他人に物事を頼むのを拒んでいるだけ


ずっと、本命のオープンキャンパスに顔を出せないでいるうちに
その学校に対して、あまりいい話を聞かない
見に行く前にくじけてしまうのはばかみたいな話だけれど
本当はどこにもいきたくないっていう気持ちが
段々あふれ出てきそうになる

最近、これでいいのかなって思う
昔から、これがしたいって思っていて
でも、別に本気でしたかったわけじゃなくて
だけど考えるならこれしかないっていうものがあって
それの専門学校へ行こうとしているけれど
友達いわく、専門学校は、それの限界を見つけてしまえば
それ以上は続けられないという


何の迷いもなく、この専門学校を選んでいた私は
なんとなく、もし、途中で飽きてしまったらどうしようと思う
これしかないって思っていたにもかかわらず
これ以外になにもないことを気付く
この専門学校で挫けてしまったら私は、どこにも足場がない

そんな不安を、少しずつ抱きながら
それでも、今はこれしかなくて進むしかない

とりあえずオープンキャンパスにいかねばならぬ・・・


私は、誰かに利用されているという自覚はないけれど
誰かを、利用しているかもしれないと思うことはある

そこの違いだよ、お母さん

珍しく、ありきたりなことで悩んでいる私は
人ごみに埋もれたどこにもいない存在


++

肩書きがつくと、どうしても、縛られてしまう

日焼けよりも火傷に近い首元の三角の跡は
真っ赤になりながら
ネックレスが触れるたび痛みを走らす

どんどん黒ずんでいく

私も一緒に
闇へ落ちていく


穢れた私を空気に溶かしてしまいたい

消えてしまいたい






私が強姦されたと言ったら
どうしますか



2004.7.21  13:01
2004年07月11日(日)

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