| 蛍桜 |
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| どこにも居ないのはだあれ |
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あなたはまだ私を望んでくれているのですか 薄れかけたこの絆を信じられずにいる あなたの気持ちなど考えたことがありません ただ、私が辛いときには苦しいときには助けてくれるのだと そう言ってくれた言葉だけを形にしてきました あなたの中にはもう私はいないのですか 別の道を選ぼうとするあなたに私はどうすることもできなかった ただ、この道だけをなくしてしまえばいいと思っていた そしたら、何も迷わずに、もう一つの道へいけるから そんなの、偽善ですか 今はどこの道にいるのですか 遠回りに聞くあなたの調べは、いつも薄い風に覆われている その風を分けてあなたの場所へたどり着いたとき あなたは笑顔を見せてくれたけれど その笑顔は本物だったのでしょうか もう私のことなんかどうでもよかったのでしょうか あなたの中に私がいるのかいないのか分からない どう接したらいいのか分からない もう、あなたの一番の話し相手にはなれない そんな悔しさが私に纏わりつくのです そんなの、自分勝手ですか あなたを完璧に信じることなど出来ないと思っていました それは、きっと今でも変わらないことなのです あなたがいつ、そっぽを向いてしまうのか分からない そんな不安が、どうしても昔のあなたを見ていたせいか 浮かび上がってきて、消せなかったのです そして、今もずっと漂っています あなたはもう、そっぽを向いてしまっているのですか 違う道へと足を進めているのですか 誰かと一緒に歩くことは私にはとても億劫でたまりません 面倒で、重くて、私にはとても耐えられなくて 誰かと一緒に歩くことを私は選びたくなかったのです けれども、一度は一緒に歩みかけた誰かが 違う誰かと、違う道を歩み始めているのを見ると どうしても悔しさと切なさが混じった気持ちになるのです それは誰でも同じなのではないでしょうか 綺麗な言葉だけで飾っているつもりはないのですが 本音の言葉を綴っているつもりもありません 言ってしまえば 「所詮あんたの気持ちってその程度だったんかよ」ってこと 私はいつでも誰かを試して生きていきます それで結果を得たとしても私は信じれずにまた試し続けます それを許し続けてくれる人はきっとこの世の中にはいないでしょう 私は相手が傷つくまで試し続けます 本気で傷ついても、時間を過ごしても、それでもまだ 無駄口を叩けるようならば、呆れてしまうでしょう そこで試すことは終わりです 試すことが終わってしまえば、その人間は用済みです 私は、そういう人間なんです こんな私を変えてくれとは言いません 私はこういう運命を背負っているだけなのだろうから それは全員に平等に与えられるものなのだから 逃げたくはないけれど、逃げなければいけない時はあります 逆に、逃げてはいけないのに、逃げたい時もあります どちらが多いかと聞かれれば、断然、後者なのです 私は自ら、試練へと立ち向かっています 出来ないことをしようと、歩み寄っています それでも、結局出来ないのは逃げているから やろうともしていないのに、出来ないって言っていると 昔はよく言われていました そうなのかもしれないと考えたこともあります 本当は試練に向かっているふりをしているだけであって ただ遠くから眺めて、それで満足しているのではないかと そうなのかもしれません 私は、どこにでもいるような人間です 出来すぎているわけでもなく こうして言葉を綴ることを知っていて どこかが欠けていて どこかが満たされないでいる どこにでもいるような人間なのです でもそれは どこにもいないのと同じことなのです 私は、どこにもいない だから確かめたかった あなたの心の中にはまだ私はいるのですか、と 欲張りな私だから 存在がほしかった 2004.7.18 21:44 |
| 2004年07月10日(土) |
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