蛍桜

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

小指姫

いつしかは薄れて行くものばかり

架空世界よりも、どこか現実味ばかりを求めていた君が
初めて明らかな答えを出したとき
私はその重大さに気づけないでいて
あれから数日経って、やっと気づいた

いつも肝心なことを全て忘れてしまう君が
どこか、作り話になってしまう全てが
より大きく出来上がって その中には
君がもう捨てたものの形なんてなかった
それに君は気づかずに 自分の世界に浸っていて
もう、全てを忘れてしまったのですか



自分を立ち上がらせようとする自分が居て
それがあまりにも重過ぎて
自分で自分を首を絞めてる そういう感じだった

昔、よく襲ってきた息苦しさ
抽象的なものじゃなくて、胸が本気で空気をほしがる
あぁぁぁぁって叫びたくなる
苦しくて、どうしようもなくて
しゃがんでも、どれだけ泣いても、何も変わらなくて
昔はよくプールから出たときとかに起こっていた現象
現実逃避のような、頭の酸素が抜けて行くような
ぼーとする感じの、それでも確かに、息苦しい
それと同時に急に襲ってくる不安感 怖いほどの闇
この感覚はなんなのか 分からないまま生きてきた
胸が苦しい、と言えば恋だ、と言われるのがオチだけれど
これはそういうのじゃない ちゃんとした痛み
よくわからないまま 私はこれからも戦わなくてはいけない

どうにか自分を奮い立たせようと必死になっていた
少しだけ前に進めた気がした
でも、いつも後退しているだけだった

ここまで自分から勉強したのは、初めてだった
今まで10分も、自分で勉強をしたことなんてなかった
家庭学習なんて、する必要ないと思っていた
自分の頭がいいと思っていたわけじゃなくて
勉強しなくても、出せる力だけ出しといて
その結果が悪くても、良くても、関係ないっていう感じ
努力もしていない分、成績もよくはならない
分かっていたけど、努力はしなかった
そういうのめんどくさいし、どうにかなればよかったし
そのまんまで渡っていければ、楽でよかった

でも、なんとなくがんばってみようかなって思った
努力とかそういうわけじゃないけど
今まで自分は、やろうと思えばなんでも出来ると思ってた
うだうだやっているけど、本気さえ出せばなんでも出来る
人生とかそういう方面はまったく無理だけど
形に出る方面は、本気出せば出来ると思ってた
ただ、本気を出していないだけなんだって
そう自分にいいわけをしていたんだと思う
だったら本気を出してみようかと思った
だけど、本気を出す方法なんて知らなかった
もともと、私の実力はここ止まりだったということ

いつでも手を伸ばせば
空が手に入ると思っていた

だけど、それが違うってこと気づき始めた
だから、少しでも近づけるように動き始めたかった
これがいつまで続くのか分からないし
すぐに飽きたって終わってしまうだろうけれど
初めて前向きになれたような自分が嬉しく思えた
といっても、今もこうしてパソいじってる時点で
本気でがんばってるとはいえなかったりするのだけれど(笑

まあ、とりあえずは「無知の知」とは少し違うけれど
空が届かないところにあるということを覚えた
それだけでも少し進歩したんだよって言いたかった

なんとなく分かってくれたら嬉しいなって思った
自分にしか分からないかもしれないけれど

何いってるのかわからんくなった・・・



++

小指が踊り出せば、それに続けてメロディーが奏でられる
わけのわからないタップを踏みながら
螺旋状に伸びた 五つの線と音符たち
その階段を昇って 一つ一つ音を奏でて
たどり着いて頂上には 何が舞っていたと思う?
何が 待っていたと思う?


2004.6.30  21:39
2004年06月28日(月)

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

 

My追加メール

My追加

enpitu skin:[e;skn]

 

Copyright (C) 蛍桜, All rights reserved.