| 蛍桜 |
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| ケロケロ |
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私が居なくなった時のためにすべてがうまく進められてる 居なくなることが前提で進んで行く 8月のことを思い出す あの時もこうやって嘆いてたっけ? 私が消えたとして、それでたとえ波が少しでもたったとしても すぐにそれは他の波に呑み込まれてしまう 何事もなかったかのように すべては時間に呑み込まれていく 私が居なくなってもいいんだって そう思うだけなら前と一緒なのに 私が居なくなることで道連れになりそうな誰かを 必死で引きとめようとしている人がいるということを知ってしまって 私が居なくなることは前提で もうそれはきれいにまとまってるんだって分かった瞬間 虚しくて悲しかった 私には一言も、なにも言ってくれなかったのに なんて ガキみたいにふてくされていじけて それで気が済むならいい だけどきっと私は後味の悪いまま、逃げるしか出来ない 真実なんて知りたくない、と ねぇ、確か、それが8月にも起こったんだ 私は結局逃げることしか知らないんだよ 私が居なくなった後の準備 それは必要だと思うし、そうさせたのは私だし? とやかくいう権利はないし、言えない こうやってぐだぐだ考えていることでさえ ばからしくて、きっと皆にうざいって思われるだろうな いい加減にしろよ、と 決めたのはおまえだろ、と はい、私ですよ、と 分かってるから余計悔しい 小さな波しか立てれない自分が悔しい + 階段を一段ずつ昇っているうちに 足の感覚が消えて、誰に動かされているのか分からなくて それでも、ただ一段ずつ確実に昇って行って たどり着いたその先には 空へと羽ばたく翼があったよ 初めは怖いと思ってた だけど全然そんなことなかった 風が気持ちよくて、カラフルに舞う椅子が目に残った (ブランコのやつ) その後木陰の中を抜けてレンガの道を歩いて 虫たちが怒りながら私たちを導いた その先で、皆は空の旅へと出かけた けれど私は独りで皆の帰りを待った だって一緒にいけるはずないよ、、、 行ったら邪魔になるって分かってるから 待っている間ずっと考えてた このまま私がいないほうがいいんじゃないだろうか そしたら何も悩まずに こうやって何も残さずに みんな気持ちよく遊べるのに 私がいなかったほうがよかったんじゃないだろうか しばらくして皆が帰ってくる 「楽しかった」 あぁ、そうですか、なによりです (スカイサイクル) 皆揃って、また階段を昇り始める 一段ずつ確実に昇るのが嫌になって一段飛ばして昇って行く 後ろの景色に振り向くこともせずに そんなこと忘れて 人々の悲鳴のもとへと駆けつける どうして悲鳴をあげて喜んでいるのだろうという疑問を仕舞う 7人のうちの2人は、悲鳴をあげようと そこへ乗り込んでいった 残された5人はそれを見守ろうとしていた その中に私もいた けれど、それよりも、、、2人の悲鳴を聞くよりも 空から落ちてくる、自分の意思で落ちてくるという そういう緊張感のほうに惹かれた 空を見上げる そこに立ちすくむ人がいる 下から見上げたらあんなに近いのに きっと上から見下ろしたらすごく遠いんだろう 3、2、1、バンジー ぴょんぴょん跳ねるのを見ながらなぜか一緒に悲鳴をあげた それが3回ほど続いて、やっと私たちは2人のことを思い出した 2人のもとへと戻ると すでに悲鳴をあげて終わったあとだったみたい 2人の傍らには、知らない人が3人いた 楽しげに話している あぁ、またか、と私は思っただけだった 2人を待っていた私たちは2人においていかれる結果になった 最終的にまた5人に逆戻り (バンジージャンプ) 2人が消えてから、私たちは階段を降りて行った そこには大きな円を描いた箱 カラフルに彩られている けれど錆びれている ぐー、ぱー、ほい ぐーになった2人、ぱーになった3人 私はぐーになった2人の中の一人だった 何色の箱に飛び乗ったかなんて覚えていないけれど ピーチク喚いた 籠に閉じ込められた鳥のように どんどんと天国に近くなるにつれて私は恐怖を覚えた けれどもポケットからケータイを取り出し海を写す 一緒の箱の中にいる彼女と世間話をする 「このまま落ちたらどうしよう」 「あんたとなんか死にたくないわ」 私が覚えているのはこの会話だけだわ あとカレシ、とかいう話もしたけれど無関心だった 知らないうちに一番天国に近い場所を通り越していた 気がつけばまた地面に戻されている あぁ、、、私はまだ天国にいけないのですね 最後に箱の中を見回す たくさんの言葉が綴られていた 「うちらもなんか書くか」 私のペンを取り出して、彼女に渡す 彼女は二人の名前を壁に書いた 向こう側にしては迷惑な話 けれどいつかまた、これを見る日が来たらいいねと笑ってた (観覧車) 地表に戻され、また翼を失う 階段を一段ずつ降りて行く 来た道を全て帰って行く レンガの道、木陰を通り過ぎて、また階段を降りる ポニーが小さく項垂れてた かわいそうね、どうしてこんなところにつれてこられたんだろうね 楽しそうな音楽が鳴り響く 5人のうち2人が、他のやつと戯れに離れる 残された3人 その中に私 風が強くて寒いような暑いような天気 音楽にあわせて飾り付けられた鳥が踊りだす 私たちは距離を置く さらわれることを知っていたから 返ってこない2人(+2人)を憂鬱に待っていた 誰かが「またか〜」と言ってた あぁ、またなんだ 皆との時間が少ない私はそう思う お昼が過ぎて皆に配られた番号が必要になった 残念ながら私のカードの中に「33」はなかった 私の好きな数字なのに 結局何もなく終わった (カーニバル&ビンゴ) 最後の時間つぶしにゲームをしようということになった 居なくなっていた4人が合流し 改めて7人になった けれども相変わらずちょろちょろしている人たちばっかり 協調性がないな、と思った けれどきっと私の立場なら他の事は気にしないで ちょろちょろしてるんだろうな、と思ったらどうでもよくなった 自分の立場で考えてみることも大切ですね 皆がさっき外れた「ビンゴ」のカードが100円分になると聞き それと、硬貨100円を合わせて 200円のゲームを何回かしていた 皆のお目当ては「カエル」ちゃんだった 頭にかぶるやつ 私は興味がなくてどうでもよくて ただ遠くから眺めたり、その場でしゃがみこんだり 「ビンゴ」カードをまだ手に持っていたけれど 「ちょーだい」って言われたけれど なんかうざくて断った 最後に人が引いて、暇だな、何かしようかな、と ビンゴカードを取り出し、100円を添えて射的をやった 缶が下に二本、その上に一本 射的といっても銃でバコーンって感じではなくて 銃っぽいやつの先にボールのついた変なやつを取り付けて 2発だけ打たせてもらえる その2発だけで3本の缶を打ち落とさなくてはいけない 皆が苦労していた 何回やっても取れないって喚いてた 7人のうちの一人が、最後に一回だけやる、というから 私もその横でやった その子は見事に取ることが出来て喜んでいた 私は片手をポケットにつっこみ、少しため息をつき 右手で銃を握って引き金を引いた 「すごーい」 横で知らない人の声がかかる 自分でいい気になった 3本とも倒れた缶 残った一本の球 なんとなく、嬉しかった カエルをゲット 二人でかぶって記念撮影をして、それでいっぱい笑った (ゲーム) 私なんていなければいいんじゃないかと いないほうがよかったんじゃないかなって ずっと思ってた だけど嬉しいときには嬉しくて そんなこと忘れてた 終わりよければすべてよし 2004.4.28 20:02 |
| 2004年04月27日(火) |
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