蛍桜

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「私」

一つ一つの言葉が
宙に舞い落ちてくる

それをうまく捕まえることが出来たら
何か変わるかな




どうしようもなく泣きたかったり
どうしようもなく笑わなきゃって思ったり

何も考えず毎日を過ごすよりも
そうやって悩むことがいいのかな、とか




「これは本当の私じゃないの」
いくらそう訴えても所詮
演技で作った私も私なのよ

全ての私を受け入れるほど
私の器はデカイわけじゃない
一人の私を作り出してもそれを受け入れれなくて
その私を放り出す
そしたら暴れだす
必要とされていないのに生まれてきた「私」は
私に捨てられ
ほっとかれて
私さえも止めることが出来ないくらいに
すべてを壊して消えて行く

「私じゃない、そんなはずじゃなかった」
そう言っても「私」を作り出したのは私

誰かを傷つけたのは事実
何かを壊したのも事実だから

私は「私」を処分せずに捨てることを許されない

けれどやっぱり器におさまらなくて
いつもこれを繰り返す


「私」を処分します



2004.4.25  19:35
2004年04月24日(土)

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