蛍桜

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ぐちぐちー

クラスから、また一人減るかもしれないと
知らされたのは担任の口から
詳しくは話してくれなかった
内緒だからって

ひさしぶりに教室に入った途端
署名がまわされていた
退学反対の署名で
私は状況をつかめないと少し愚痴ったら
友達はあとで教えてくれると言った
あとなんてなかった
私には関係ないことだということだろうか
クラスの問題は、私の問題ではないのかと
退学命令を出されたアイツが何をしたのかは知らない
でも実際、目の前に署名が回っていて
状況がつかめなくて 胸がモヤモヤしてた
状況もしらない私はただ署名をじっと見つめて
「悪いけど私は署名しない」と言った一人の友達の発言を聞きながら
何があったんだろう、ずっと考えてた

私は署名をしなかった 求められなかったから
状況もしらないわけだし誰も私に署名を求めなかった
そう、それならいいんだ
なんて言えるわけないのに

関係ないことなのかしら
クラスの中に私はもういないということになってるのかな

たった一人の愚痴も聞いてあげれない状態になった
否、聞かせてくれない
それが明らかになったのも、その署名事件のすぐ後だった

なんか気分が滅入った



体育の時間はおもいっきり笑った
笑いすぎて吐き気が押し寄せてきた
愛想笑いの、悪いところ

笑いすぎて視界がよく見えないけどそれでも笑って
誰かが悪い気分にならないように最低限の努力をした
私をネタにするのはいいけれど
私に実力なんてともなっていないのよ
集合の合図が聞こえて、みんなが駆け寄っていた後ろで
吐き気と戦って涙が出た
そこで笑うのは途切れさせた それ以上は体がもたない


醜すぎる自分をいくら眺めても何も変わらない
あまりにも気まぐれでわがままな自分を
許してくれる人なんていらない
いい加減、そろそろ冷め時でしょう

これがいい機会だわ










今、私にとって誰が一番?って聞かれたら
そんな人いないって言い切れる自信がある

だからもう聞かないでね










すべての音を切りませう


2004.3.6 15:12
2004年02月28日(土)

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