ひさっびさに、MISIAを聴く。 音楽を聴こうとすることじたいひさっびさかもしれない。 今日は涼しいから、夏だが、しばらく音を聴いてみる。 ……頭痛が来なきゃいいけども。 MISIAの「Mother Father Brother Sister」という、 デビュー曲「つつみ込むように…」などが入った初期のアルバム。 CD屋で、何度も、買おうかなーと迷って、 「み」の棚の前でうろうろして、 あげく発売から7年ほど歳月が経ち、 去年の夏、ようやっと借りたもの。 やっぱり。売れてる人のだから、 どっかで借りられるんじゃないかなあと思って! 気になっていたけどずっと買わないでいたのだ。 やっと借りたのは去年のこと(約6年の逡巡の末!)。 でもって、まだ全曲聴いてない(約7年の放置の末!)。 CD一枚買うのにも躊躇したわけだ、 当時の私は、今とは比べものにならないほど音に弱かった。 だけどJ-POPについては、あの頃が一番詳しかった気がするなあ。 「誰かの話題についていくために」番組を視聴するような タイプではない私だが、それなりに若者らしく、 時代の気分を感じながら生きていたということだろう。 頭痛がしてきたので、音楽をストップ。 今年の場合、調子のいい日でも、連続して3曲くらいで止めたくなる。 最近また、体の調子がおかしいらしい。 一時期だいぶましになってきたのに。 音に弱くなっているかどうかで、自分の調子がわかる。 他にも私にはいくつかバロメーターがある。 たとえば、坂道を登りきったときの体の芯のぐらつきとか、 朝、目を開いたときのまぶたの重さとか。 疲れたとき、突如視界に閃く火花の明るさとか。 皮膚に顕れる湿疹やかぶれ、血圧に体温。 そういうわけで今年は、「夏が来た」という当然の事実を 感じることじたい、いつになく怖いのだ。 私の体調のぐらつきはワインの出来と同じ。 カミサマにしかわからないというやつだ。 ……もっとも、誰の体調も命運も、カミサマ(と、その人が 心で思っている“何か”)にしかわからないものだけど。 ああー夏、早く過ぎてくれ、どうか無事に! 別にTUBEにうらみはないけれど。 そしてまた8月がやってきた。 夏という季節は私にとって大変なことばかり起こるけど、 いろいろな苦味を乗り越えて成長するのも8月。 音楽をまた習うのが夢だなあ。 ささやかで、ちょっとどうでもいい夢。 「この戦争が終わったら、故郷で農園をやるんだ」的な夢。 「MISIAのアルバムを聴くんだ」的な夢。 意外と、長年の。 |