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夏に見る夢
2006年08月01日(火)

ひさっびさに、MISIAを聴く。
音楽を聴こうとすることじたいひさっびさかもしれない。
今日は涼しいから、夏だが、しばらく音を聴いてみる。
……頭痛が来なきゃいいけども。

MISIAの「Mother Father Brother Sister」という、
デビュー曲「つつみ込むように…」などが入った初期のアルバム。
CD屋で、何度も、買おうかなーと迷って、
「み」の棚の前でうろうろして、
あげく発売から7年ほど歳月が経ち、
去年の夏、ようやっと借りたもの。

やっぱり。売れてる人のだから、
どっかで借りられるんじゃないかなあと思って!
気になっていたけどずっと買わないでいたのだ。
やっと借りたのは去年のこと(約6年の逡巡の末!)。
でもって、まだ全曲聴いてない(約7年の放置の末!)。

CD一枚買うのにも躊躇したわけだ、
当時の私は、今とは比べものにならないほど音に弱かった。
だけどJ-POPについては、あの頃が一番詳しかった気がするなあ。
「誰かの話題についていくために」番組を視聴するような
タイプではない私だが、それなりに若者らしく、
時代の気分を感じながら生きていたということだろう。

頭痛がしてきたので、音楽をストップ。
今年の場合、調子のいい日でも、連続して3曲くらいで止めたくなる。
最近また、体の調子がおかしいらしい。
一時期だいぶましになってきたのに。

音に弱くなっているかどうかで、自分の調子がわかる。
他にも私にはいくつかバロメーターがある。
たとえば、坂道を登りきったときの体の芯のぐらつきとか、
朝、目を開いたときのまぶたの重さとか。
疲れたとき、突如視界に閃く火花の明るさとか。
皮膚に顕れる湿疹やかぶれ、血圧に体温。

そういうわけで今年は、「夏が来た」という当然の事実を
感じることじたい、いつになく怖いのだ。
私の体調のぐらつきはワインの出来と同じ。
カミサマにしかわからないというやつだ。
……もっとも、誰の体調も命運も、カミサマ(と、その人が
心で思っている“何か”)にしかわからないものだけど。
ああー夏、早く過ぎてくれ、どうか無事に!
別にTUBEにうらみはないけれど。

そしてまた8月がやってきた。
夏という季節は私にとって大変なことばかり起こるけど、
いろいろな苦味を乗り越えて成長するのも8月。
音楽をまた習うのが夢だなあ。
ささやかで、ちょっとどうでもいい夢。
「この戦争が終わったら、故郷で農園をやるんだ」的な夢。
「MISIAのアルバムを聴くんだ」的な夢。
意外と、長年の。