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いいニワトリを
2006年07月31日(月)

淡々と本を読み、淡々と電車に乗る。
そのおかげで、
というべきか、
そのせいで、
というべきか、
最近無駄な考え事をする時間が減った。
というべきか、
考え事をするにも時間を惜しむようになった。
というべきか、
……よくわからないけれど。

この一年あまり、
脳の使われ方がシュワシュワいいながら、
変化し続けている。
いままで築き上げたものは硫酸をかけられて、
どろどろになった液体は急冷されて
新たな結晶がいくつか生まれて、
かしゃんと脆くくずれたり、
一部は硬い粒として残ったり、
そういう化学変化とも化学実験ともつかない
不思議な反応がたくさんに起こり、
今何が起きているのか自分でも判らない。
解っていない。
わかるということの奥深さと、
その底の見当さえも解っていない。

冷却のために停止していると、
それはそれで焦りだす。
タービンが過剰にまわり、かえって流れが逃げ出していく。
非・効率のきわみ。

コンビニのごはんのように、それはインスタントにはいかない。
オムレツが食べたかったらニワトリを育てなければいけない。
最近の毎日、以前に比べて、そういえば、そういう感じである。