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シャッキリレタス
2004年06月16日(水)

たまに就職活動の予定がないと思ったらまた頭痛かよ。
しょうがないので頭痛薬を飲んで。

でも学校に行くと不思議に元気になれるんだよなあ。
適度な、気楽な範囲の緊張感があることがいいんだろうか。
後輩の作品集を拝見。
コッテコテ!と笑える作品もあったり、
なるほどー!っていうアイディアがあったりして、面白い感じ。

最近実感しているのは、
私は(グラフィックの)作品が面白くないんだなということ。
面白い広告とか、面白いポスターとか、面白いランドマークとかが
作れないのだ。なぜか。そういうものは大好きなはずなのに。

自分がこれまで作ってきたものを全部並べてみた場合、
学校の課題や、学校がきっかけで手がけたグラフィック作品よりも、
マンガや小説、それからここの文章の方が「面白さ」という点では上だと思う。
つまりグラフィックのようなビジュアル表現よりも、
言語表現の方が私の面白さは伝わりやすい、ということだ。
これは(デザインの学科に何年も通った人間として)認めるのに
勇気がいることだったが、認めてみたのさ。スパッ。
でも、「かっこよさ」「おしゃれ感」を演出するためのグラフィックの技術や
「楽しさ」を醸し出すキャラクターデザインなどを頑張って鍛えたことは、
それを学ぶ過程で色々な人と話し、色んなモノを見るきっかけになって
世界がすごく広がったから、無駄にならなかったと思うし、
今後も隙を見ては活かしていきたい。

今までの私の進路を見てきても、
だいたい「その学校でも変わり者」なポジションを渡り歩き、
それぞれ色んな意味で「ちょっと意外」と言われる進路を選んできた。
美術部じゃないのにデザインの学校入ったりとか。
だから、今のうちの学校でも変わり者ポジションである。
周りと同じ闘いをしている場合ではない。

仕事して、表現(手法は制作でも企画でも営業でもいい)して、
「あー、今日も頑張った。スッキリしたっ」と言いながら
メイク落として眠れるような人生がいいなあ。
何かを創り出すことで、一種のスッキリ感を、得たい。
生みだしてスッキリ。いいなあ。