たまに就職活動の予定がないと思ったらまた頭痛かよ。 しょうがないので頭痛薬を飲んで。 でも学校に行くと不思議に元気になれるんだよなあ。 適度な、気楽な範囲の緊張感があることがいいんだろうか。 後輩の作品集を拝見。 コッテコテ!と笑える作品もあったり、 なるほどー!っていうアイディアがあったりして、面白い感じ。 最近実感しているのは、 私は(グラフィックの)作品が面白くないんだなということ。 面白い広告とか、面白いポスターとか、面白いランドマークとかが 作れないのだ。なぜか。そういうものは大好きなはずなのに。 自分がこれまで作ってきたものを全部並べてみた場合、 学校の課題や、学校がきっかけで手がけたグラフィック作品よりも、 マンガや小説、それからここの文章の方が「面白さ」という点では上だと思う。 つまりグラフィックのようなビジュアル表現よりも、 言語表現の方が私の面白さは伝わりやすい、ということだ。 これは(デザインの学科に何年も通った人間として)認めるのに 勇気がいることだったが、認めてみたのさ。スパッ。 でも、「かっこよさ」「おしゃれ感」を演出するためのグラフィックの技術や 「楽しさ」を醸し出すキャラクターデザインなどを頑張って鍛えたことは、 それを学ぶ過程で色々な人と話し、色んなモノを見るきっかけになって 世界がすごく広がったから、無駄にならなかったと思うし、 今後も隙を見ては活かしていきたい。 今までの私の進路を見てきても、 だいたい「その学校でも変わり者」なポジションを渡り歩き、 それぞれ色んな意味で「ちょっと意外」と言われる進路を選んできた。 美術部じゃないのにデザインの学校入ったりとか。 だから、今のうちの学校でも変わり者ポジションである。 周りと同じ闘いをしている場合ではない。 仕事して、表現(手法は制作でも企画でも営業でもいい)して、 「あー、今日も頑張った。スッキリしたっ」と言いながら メイク落として眠れるような人生がいいなあ。 何かを創り出すことで、一種のスッキリ感を、得たい。 生みだしてスッキリ。いいなあ。 |