最近ちょっと気になっているネーミングの商品といえば、 「いつものコーヒー」だ。 コンビニやスーパーなどでよく見かける。 「いつものコーヒーです、って言われても、 私いつもはコーヒー飲まないんだけどなー。」 そういう人が手にとってしまうタイプのネーミングだ。 だって「いつものコーヒー」が決まっている人は、 そのブランドを買うだろうから。 「お前なんか、いつものじゃないよーん」とちょっと思いながらね。 ちなみに、「いつものコーヒー下さい。」とオーダーするうちはまだ素人だ。 常連さんのオーダーは、「いつもの。」の一言だけである。 それだけでマスターは「かしこまりました」と応対するだろう。 どこの喫茶店の話かよくわからないが、常連って言葉はなんか粋だよね。 私が常連になったのなんて、電車と、小学校時代の忘れ物リストぐらいだ。 あの頃に比べて、今では忘れ物がずいぶん減ったが、 そのぶん物忘れが増えつつある。頑張れ脳細胞。 我が家ではいまごろ、プチ水島新司ブームが起きている。 ドカベンの再放送を見てるというだけなんだけど。 相手の高校の名前が面白い。 弁慶高校とか、青森りんご学園(?)みたいなのとか、個性豊かだ。 そういう名前をあくまで真剣なトーンで語る登場人物達。 その「あくまでも」な真剣さ、真っ直ぐさも、時代を超える秘訣だと思う。 今日は三県をまたにかけての移動を繰り返した。 いやー、俺ら関東生まれ関東育ち、っていう感覚を満喫。 どこもかしこも関東だった、ということがよくわかった(?)。 こんだけ移動してもまだ関東ですか。飽きもせず。 イェイ、関東ばっかりだぜ!と思っていたけど(イェイ部分の意味は謎)、 よく考えたらここ半年くらいで3回も西日本に出掛けている。 毎回、ほとんど観光しないが。 全部仕事っぽい事情で行ったので余裕がなかった上に、 元々「いわゆる観光地」にあまり執着がないからかもしれない。 でも、遠くに行くと必ず訪れるのが「コンビニ」。 「関西版」の雑誌や新聞をチェックする。 こっちには出荷していないお菓子や、関西先行発売のお弁当メニュー。 観光地よりは、そういう「フツウ」なものの方が気になる。 特に食べ物は、関西地域は味の好みにこだわる人が多いそうで、 関東に比べ、口に合わないと正直に文句を言うモニターさんが多く、 新商品を試験発売して反応を見る食品メーカーもあるらしい。 ちょっとホームステイしてみたいなあ。大阪に。 アメリカの次は大阪ステイ。 ホストファミリーは浪速のご一家。 「大阪のおかん」のエネルギーを感じたりしたいね。 そう考えると、江戸っ子も気になるなあ。 地理的には近いのに、遠い世界かもしれない。 喧嘩っ早くて、職人肌で。「ひ」を「し」って言う言葉で。 「本物の江戸っ子」の方の言葉って、すごく独特で聞き取れないのだそう。 いま東京にいる人のうち、何割が先住民なんだろうなあ。 「昼間の新宿にいる人の半分くらいは県民」と言っても過言ではない。 埼玉や神奈川、千葉の人が多そうだ。山梨も一本で行けるなあ。 うーん、いまさらだけどなんて大移動。 四国出身で今は都内に住んでいる女の子と話した時に、 「このへんの人って、平気で二時間とか移動するのよねー。」と、 心底不思議そうに言っていた。 確かに、日本の中でも特殊な地域なんだなあ。 ここを標準と思ってちゃいけないね。というか、損だね。 地下鉄の駅でゲットした地下鉄の大きめの路線図を、 JRの車内で見つめながら小さな幸せにひたる。 路線図って、やっぱりちょっと楽しいなあ。わけもなく楽しい。 我ながら、特殊な人種だmyself。 |