TOKIOのリーダー&山口の二人だけが出演している、 「体脂肪のたまらない油」のCMがちょっと好きである。 「アイドル」という肩書きと、キャラとの振れ幅がいい。 いちおうアイドルなのに!という楽しい裏切りがそこにはある。 体脂肪のたまりすぎをちょっと気にしてるのがいい。それも明るく。 「そっか、彼らも“体脂肪気にし始め世代”か……」っていう切なさは、 V6のトニセン(年長な3人)にも似た哀愁があって素敵である。 女性では、私が思うに中澤裕子嬢がそういうポジションなような気がする。 なんか「苦労話をじっくり聞きつつ、一緒に飲み明かしたい」と 視聴者に思われていそうな人達、だなあ……(あくまでイメージ)。 ユニット名で思うのは、「KINKI KIDS」とか「少年隊」とか、 結成当時の雰囲気で付けたであろう年齢を感じさせる名前の場合、 後々「あれっ、君たちは……KIDS?」「少年……???」みたいな、 素朴な疑問を抱く人がちらほら出てくるのは避けられない。 お笑い界でいうと「りあるキッズ」とか。 結成当初は子供だったが、今は少年で(でも語り口は大人風だよなあ)、 今後オジサンになるまで同じ仕事をしていくとしたら、 同じ芸名でずーっと行くんだろうか?なんて余計な心配をしてしまう。 で、私は「はやさん」。 十五年くらいずーっとはやさん。ないしHAYA。 年齢はおろか、性別も国籍も職業も 人間っぽさも感じさせない、いい名前だ。 すごく若い頃(年齢がひと桁とかだった)、外国人ぽくしたかったので 「ハヤサン」ってカタカナ表記にしていた時期があったが、 字画でみると「とっつきにくく、友達が増えにくい」名前だという。 そのことは別に気にしていなかったのだが(当時は今よりも 生き方がとんがっていたことも関係……あるのか?)、 その後たまたま日本語ブームが自分の中で訪れた時期があり、 それから「はやさん」というひらがな表記にした。 すると、かなり後で知ったのだがその字画は「病気を呼ぶ」画数だという。 そういえばひらがな表記にして三ヶ月後に体調を崩したんだが……。 普段なら占いのたぐいを気にしないポリシーなのだが、 その時だけは、思い当たる節があってなんとなく気味が悪い思いがした。 そういう経緯があったかどうかはともかく、 わりと最近「HAYA」という字画に関係のないローマ字表記も始めました。 冷やし中華も始めました。 国際化に対応するためにはね、やはり英語よ英語(?)。 ……よく、歴史の長い会社の沿革なんかを見ると、 社名やロゴが何度も変わっていたりする。 はやさんも十五年間でこれだけ変わるんだし、 創業ウン十年の会社ともなれば、そりゃ変わる所も多いんだろうな。 ひとに歴史あり。俺に歴史あり。 でも、防犯に正解なし(ここまでの話題と無関係)。 |