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よーく休ませよう 頭は大事だよ
2004年05月10日(月)

今日は髪を切った。バサッ!とね。
パサッとじゃなく。(ニュアンス重視)

いやー、頭が軽くなった。いやーはっはっは。
さわやかさわやか。あとみよそわか。(?)
でも軽くなったのに酷い頭痛がしてきて、
午後はずっと起きあがれなかった。
そういえばここしばらく、こんなに酷い頭痛はなかったなあと気付く。
また知らず知らずのうちにランナーズ・ハイ状態だったのかもしれない。
この頭痛はその代償として来る「荷下ろし」というやつだ。
今日来てしまったから、またしばらくは大丈夫だろう。

毎日毎日澱のようなストレスの塊みたいなものがたまっていき、
でもそれを頭痛という儀式を経て消去しているのなら、
またそれも悪くないんじゃないか。
体が時々痛むのは、「ごみ箱を空にする」ような
自浄作用の一つだと思うことにした。
闘うんではなく付き合うという発想の方がいい場合もあるのだろう。

そういえば、夢を見るという行為は、人間の脳にとって
パソコンでいう「ごみ箱を空にする」機能そのものなんだそう。
嫌なことや忘れたいことを消去できる唯一の手段だ。
忘れるという能力はすばらしいと最近特に思う。
それがあるからまた、新しい記憶を詰め込められるのだ。
年を取った人ほど昔の記憶に執着する傾向にあるものだが、
それはもう自分には何も未来がやってこないんじゃないかと
恐れる気持ちが強いせいかもしれない。
でも思い切って忘れてみない限り、知ることができないものもあって、
そういう潔さを持った人は精神的に若さを保てるのだと思う。
それまで普通にできたことができなくなるのは想像以上に辛いことで、
その中にあって潔くあれる人というのはなかなか希有かもしれないけど。

私も将来は、もっともっと若くならなくてはなあ。
子供の頃から老けていて、高校に入ったぐらいでピークの老人。
そこから後は、年々ちょっとずつ若くなっている。
世の中にいくらでも溢れている「若返りの化粧品」「若さを保つエステ」
といったアンチエイジング商品をも、超越していく勢いで生きていきたいものだ。