最近「ヨン様」とか「ベッカム様」とか、 何かと「様」を付けるのが多いね。 なのに木村拓哉は「キムタク様」にはならずに呼び捨てである。 かつて日本でしばしば言われてきた言葉のなかに、 「神様 仏様 稲尾様」というフレーズがあった。 元西鉄ライオンズの稲尾和久氏のことである。 「稲尾様に任せればOK!」な空気を持った、すごい選手だったそうである。 なんだかそれ以来だね、なにかと「様」を付けられている人。 そんなわけで、「ベッカム様」も「ヨン様」も両方指示している主婦層に 今あえて推薦したいのは、「稲尾様」である。 逆に、今こそね。 就職活動とは沈みそうな氷の浮島を点々と渡り歩いて進むような日々で、 自分の足元さえクレバスが眠っていそうな感じがして、 そういうヒヤヒヤする生活を送っている。 今日からしばらくは予定が無いので(企業の皆様もお休みということで)、 母の日のプレゼントを探すついでに ウィンドウショッピングでもして息抜きしようかと思う。 別に、息抜きと言っても「ケラマの海に潜ってきまーす」とか そういう展開にはならない。 せいぜい、普段は乗らない東横線に乗ってみるとかそんな程度だ。 でもなあ、この前新幹線に乗っちゃったから、 「いつもは乗らない乗り物」に対する欲求はだいぶ解消されたなあ。 「ふうん、今回のは700系かあ」なんてつぶやきつつ。 鶴瓶とか、「大阪と東京を行ったり来たりしてそう」系の芸能人が 乗ってないかなあ、なんて夢見つつ。 るんるんしますよ、のぞみ。 わくわくしますよ、ひかり。 乗ったことないよ、こだま。 こまちとかMAXとかも乗ったことないな。 埼玉に住んでいて何が哀しいって、 自分の家から東京近隣の駅までを経路検索ソフトにかけると、 たまーに「大宮-東京」間が新幹線で表示されることだ。 「京浜東北線で数十分」のつもりが、 「新幹線でひと駅」かよ。急に遠くなった感じがするよ。 ちなみに千葉県には新幹線が走っていない。 そこはちょっとした優越感だけど、 でも埼玉には空港がないのでした。 もちろん港もないよー、海がないから。 |