Back  Index  Next

晴れ ときどき江戸っ子気取り
2003年10月20日(月)

犬の散歩をしただけなのになぜか疲れて、夕飯も食べずに横になった。
あー風邪ぎみだなー、ここいらで休まないと……と眠っていたら、
蝉みたいな声をした奴に「プログラム教えろ」と起こされる。

……プログラム、だあ?

そんなものが、この私にわかるわけなかろう!
偉そうにそう言ってみても、できないものはしょうがない。

でもなんとか、誤魔化しながらアドバイスを送って納得させる。
こうしてクライアントを騙すのも技のうちだ(?)。

やらなきゃならないことが山積みなのに具合が悪い、なんていう
普通の理由でテンパっていてはだめなのだ。
そんなことは、日常茶飯事なのだから。
いや私は常にテンパっているけれど、それはまたそれとして(?)。
少しは落ち着いた人間になりたいと、これでも思っているのよ。
だってこういうスタイルは、明らかにエネルギーの無駄遣いだもの。
電飾の多い飲食店の看板みたいなものだ。
赤字経営なのに、電飾はいっつもチカチカチカチカしやがって、
近所の住民からも苦情が来てるよ。明るすぎてうるさくて眠れないってさ。
もう少し、この辺りで経費を削減しろっちゅう話だよな。
でもこのド派手な電飾は、江戸時代からの(?)うちのこだわりなんでぃ。
やめるわけにはいかねえんだよ!と、今日もオヤジはつっぱねる。
仕方ないねえ、とおかみさん。
仕方なく、店を支えるために昼は近くの工場でパートです。
(※ここは「工場」と書いて「こうば」と読もう。)
これが江戸っ子の粋というものである。
さて、また何の話かわからないぞ。
私の話だったんだけど、
いつの間にか誰かの苦労話に花が咲いちゃったよ。
まいったね。まただよ。またこのパターンさ。
こんな、酔っぱらいの会話みたいな先の見えない俺さ。
「もう一軒行きましょうよ」
いやそろそろやめておこう。タクシー代もばかにならないし。