俺は危ない魚だぜ。 そう、俺の名は「鮠(はや)」。 俺らに惚れちゃ怪我するぜ。 俺はナイフみたいな魚って言われてるんだ。 あっ、それは秋刀魚(さんま)か。 “明石家秋刀魚”って、漢字で書くと意外にカッコイイなあ。 ただ読みづらいよね。ひたすら。 “鮠さん”も、こう書くと本当に危険な香りがする。 なんとなく生臭いし。 元気に働き回った一日。 ……いや嘘だ、そんな元気でもなかったな。 ま、普通に。皿洗いとか、接客とか、スリッパ出したりとか。 あと、びしょぬれになった犬を拭いてやったりとか。 それにしてもこの涼しさは尋常じゃない。 だから私も尋常じゃない。 今日も「サファリパーク」って言おうとして 「サパリファーク」って言ってしまった。 どうもいまいち、呂律が回らなくてもどかしくて。 伝えられない恋心。 いやいや、そんな甘酸っぱくもないんだが。 心に余裕を持ちたいもんだな。 瞑想するつもりで迷走してるようなところがある(掛詞)。 昨日の題名を見ていて、そういえば昔 某掲示板への書き込みで「ルパン酸性雨」っていう件名 使ったことがあったっけかー、なんてことを思い出していた。 あれずいぶん前だなー。 まだあの掲示板で「しりとり」とかやってた頃だ。 “ル”で始まる件名がなかなか思いつかなくて悩んだんだっけ。 あれから僕たちは何かを信じてこれたかなぁ? あの頃の未来に僕らは立っているのかなぁ? なんてことを、SMAP気取りで回想。 お、なかなかしないことだなあ、「SMAP気取り」っていう行動を。 少なくとも私は初めてだ。 「古畑任三郎気取り」することは多いんだが。 「〜気取り」っていうのを付けると、 たいがいの名詞はおもしろく聞こえる。 この名詞は、一般的にあまり憧れないものの方がおもしろい。 「給食当番気取り」とかね。 |