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ヘアバンド不要宣言
2003年06月21日(土)

それは初めての経験だった。
なんと、そのまま顔を洗っても髪がほとんどぬれなかったのだ。

濡れる前髪もありゃしない。
いや誤解なきよう、別に禿げたんじゃない。禿げ増したんじゃない。
そのくらいざっくりと、髪を切った。切ってもらってみた。
鏡を見るたび、「お前誰だ?」と自分の姿にびっくらこ(←懐かしい言語)。
♪誰だ 誰だ 誰だー
空のかなたに踊る影。
ガッチャマンのテーマソング並みに。

ゆとり産業って必要よねー。なんてことを一人思う。
いつもの私がいかに合理主義か。ゆとりがないか。
なんてことを、反省するでもなくただ客観的に見つめるのだった。

美容院でカットしてもらいながら、こっそり考えたこと。

●一生言えそうにない、気になるせりふ。
「私は夢中でシャッターを切っていた。
 ……その写真のうち一枚が、問題になった例の新聞記事だよ。」
*何の仕事をしてどこにいけば使えるんだろう。何の話だろう。

●ノーリーズンといえば?
コカコーラ。
*でもその公式には、広告戦略という理由(リーズン)がある。

●使ってみたい技。
「忍法、白髪染め!」(注:かなり大声で言いましょう)
*これは使えるな。年老いたら。

ゆとり的時間を得たので、ちょっと普段と違う考え事をした。
でも結局、バカなことに変わりはない。
決めたよおっかさん。おいら、一流のバカになる。