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討論!『アエラはどこまで有名なのか』
2003年05月14日(水)

はっ!と目が醒めると、朝ではなく昼だった。
うわぁぁぁぁ、と思う。これを私的用語で「精神的遅刻」と呼ぶ。
今日はたまたま物理的に支障ないけれど、精神的になんかだめだ。
早起きは三文の得、そして精神的遅刻は3%の損である。

遅くてもしょうがないので出かける。
のどかな時間。主婦などで、中途半端な混雑模様。
ぼーっとした気分で、4〜5回乗り換えしながら
のんびりと電車にゆられる。
なんかなぁ、気持ちばかり焦ってしまっていた。
たまにはこういう、電車の中で眠らない日というのもいい。
中吊りで余計な知識を頭に入れる。
あっ、あの雑誌もうすぐ発売か。ということも
わかった(というか思い出した)が、駅の中のコンビニでは入手できなかった。

うーん、駅は品揃えが悪くてかなわん。
もっともうちの近所のコンビニは、「アエラ」さえなかった。
さらにショックなことには「アエラ置いてないですか」と店員に尋ねたところ、
2人いた店員が「えっ……」と顔を見合わせて「それは……何ですか?」。
苦笑いしつつ「雑誌です。」
うちの近所が田舎だからなんだろうか、それにしても
アエラを知らない人がいるなんて……
あの有名な、時事ダジャレ広告も知らないんだろうか。
……いや待てよ、それともアエラってマニアックなのか?
ひょっとして電車の中吊りでしか宣伝していないのか?
有名だと思っているのは私だけ?
私は小さい頃からあの「時事ネタをからめたダジャレコピー」に
親しんできたけれど、電車に乗らない人は知らないのかもしれない。
なんせ中吊りで見つけた言葉で漢字を覚えたクチだ。
昔の女性誌で「微笑」とかいうのがあって、
その広告を見ていたおかげで「徴」と「微」の違いを覚えたのだ。
(本来子供が見るような雑誌じゃないんだが)
そっか、俺ら関東生まれ中吊り育ち♪
駅員・駅長はだいたい友達……いや違うが。

でも昔のJRの駅員さんって今より暖かかった気がする。
連れ合いが駅で急に大量の鼻血を出した時に看病してくれたり、
私が池袋の件で血だらけになった時に救急車を呼んでくれたり、
……何かとブラッディーな腕白共を暖かく見守っていてくれたような。
今は、なんか皆さん疲れてというか、無愛想なように見える。
これは本当に近年職員の皆さんの心がギスってきたのか、
それとも子供だったから優しくされていたのか……真相は不明。
ちなみに都営地下鉄M線の駅員さんは、
「三人に一人の割合でカッコイイ」んだそう。
沿線の住民からの、どうでもいい情報。