目眩が原因でコップを割ってしまいそのついでに指先を切ってしまい、 しかしその傷も癒えた今日この頃。 体調もやっとこさ、「あっ、標準レベルに達したな」という感触。 半月ぶりくらいだ。 連休が開けると元にもどるなんて、なんて皮肉なのかしら。 なんとも、哀しいタイプの交感神経。 新しいタイプの居酒屋。 ものすごっく眠いながら、帰りに画材屋さんに寄る。 ああいう場所はわくわくする。 描かれる前のスケッチブックは、希望に満ちている気がする。 これから何になるんだろう?という、何にでもなれる可能性の宝庫だ。 ああ、私も昔はあんな風にまっさらだったのよ。なんて黄昏れてみても 私自身そんな暇はない。人間、どこまで黄昏れても 呼吸することを辞めない限り何ができるかわからないのだ。 体調不良から立ち直った後は、いつもそんな気分になってしまう。 夕暮れが夜空に変わろうとも、常に気持ちは朝焼けさ! アハハハハ、アハハハハハ……(朝日を浴びて土手を走る感じ) 現実問題として、今よりももっともっと強くなるには、 できそうなことを片っ端からやっていくしかない。 いつだってそうだし、多分誰でもそうなんだと思う。 一番怖いのは何もできなくなることじゃなく、 何もする気が起きなくなることだ。時々、あたかも みんなと同じ地面に立てていないような感覚を覚えてしまうのは 単なる「俺、バカだなぁ」という劣等感だけでなく、 いつはまるかわからない体調の落とし穴のせいもある。 というより、それを怖がっているせいだ。 でもこれ以上甘えることはできないんである。 できたとしても、しょうがないんである。 とりあえず、心を落ち着けて。 「これからも、運良く生きていけるさ」とある程度思った方がいい。 怖がってもしょうがないんである。 パブロフの犬みたいなこと、覚えていてもしょうがないんである。 記憶喪失になることはできないんだし。なる必要もないんだし。 やばいなー、課題として与えられたあの本みたいな日本語になってる。 これだから病み上がりは。 というよりあの本、本当におかしい。 何を伝えたいのかわからない。内容も然り、文法表現も然り。 「日本の神話では、娘の親が1000匹の白兎を飼育していると 皇子と結婚できるという言い伝えがある。」という話だったが、 本当なんだろうか。(ホラか否かという点で) 白兎を1000匹飼育するって、その様子がとりあえず面白いじゃないか。 その人の職業はなんなんだろう? 997匹目が逃げたぞ、なんて捕まえに走ったりして。 ……あ、しかも兎は「匹」じゃないんだ。「羽」だよ! |