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むずかしい性質
2003年02月15日(土)

今日はめでたい大掃除。
というより模様替えだ。
枕元に家電製品があるのは風水的に良くない、という話を聞いた。
なんでも、金運や仕事運におけるチャンスを逃しやすくなるんだそうだ。
ようするに金儲けできないということ!これは大変。
我が基本的スタンスとして、占いや風水などは
あまり信用せず「ふーん」と思う程度なんだが、
金儲けとくればちょっと聞き捨てならない。
それに関しては藁にもすがる思いである。
布団の枕元にコンポがあり、足元にはパソコンがある。
つまり、90°回転させない限り「枕元に家電」からは脱出できないとわかった。

ようやく少しの暇を得て、「ほっ」としたせいで
心身共におかしくなりながらも、
そんな不調を押してでも模様替えである。
理由はただ一つ、布団を90°回転することで金運を上げたいからだ。

そんなどっちでもよさそうなきっかけで始めた掃除だが、
やってみるとよいこともあるものだ。
前に買ったCDや明らかに要らない書類など、
「なーんだ、ここにあったのかあ」が満載。
年末に小掃除しかしなかったため、新鮮である。

人生のことを悩みながらも、ポストカードを描く。
そういえば不細工な魚を描いたことがなかったので、
敢えて不細工にしてみる。言わずもがな、不細工推進の第一人者である私だから
作品から不細工の良さを伝えて行かなくてはならなかったのだ。
どうしてそれに気付かなかったんだ、えいっ(かけ声)。

これからやらなくてはならないことを紙に書き出す。
怖かったけどやってみる。
『こりゃ遊んでる暇はないな、2日くらいしか。』
全部趣味としてこなし、趣味として生きることに決めた。今日決めた。
「どうしてもやらなきゃ!」っていうことなんて、人生上いくつあるんだか。
someのようにanyのように、その量はよく解らない。
特に私は、楽しまないと何もかも上手くいかない。
“よし、これをしっかり頑張るぞ!”と思ったことで、
何か上手くいった例が過去にひとつでもあっただろうか?
“まあ、やるだけやってみよう”とか“暇だからやってみよう”とか
思って始めた事の方が、また“もういいや適当で”と途中で諦めた事の方が、
かえって本物だったりする。本気で打ち込めたりする。
だからここに宣言する、人生はすべて趣味だ!

たとえていうなら、人が見ていない時ほど綺麗に咲く性質の花があって、
それをどうしても見たくて人々が集まるんだけど、
そうなると見れなくて、っていう状態に似ている。
見ようとしてなければ咲くんだけどね。