妹と、「Mってさりげなく歌下手だよね」と 昔の某アイドルについて語りあう。忙しいのに、心底どうでもいい会話。 なんだか日常がバタついている。 バターではない。バタバタである。ないしドタバタ。 進んでいなかった研究(なぜその事実に気付かなかったのか? それ自体よくわからない)、 描かねばならないイラスト(おいしそう)、 そして気付けば割れていた人差し指の爪内部の皮膚。 人差し指が使えない状態で打っているので、もうやりにくいったら。 大事な物は失って初めてその価値に気付く。 そうよねえ、普段頑張って働いたのよねえあんた。 いろいろなことでバタついていて、 目上の人に頼み事をしたりとか丁寧な文章を書いたりとかで 精神的に慣れない疲れを経験し、 さらに掃除をしてわさわさと動く。 疲労感がひどい。 二時間しか寝ない夜、もとい未明というのも珍しかったし、 某テーマパークがクリスマス月間だかなんだかをやっていて その影響で妙なテンションの客が溢れる路線を避けて いつもと違う通学ルートも新鮮だった。 ああこんな新鮮な気持ち。 これが12月。2002年ももう終わりだけど。 だいたい誰が決めたんだい、1月が新しくて12月が古いだなんて。 人はいつでも生まれ変われる。 細胞は今日も分裂している。 毎日毎日が新しい。毎日新しい毎日香を。 そうだ、そんな贅沢な日々を我々は実にぼーっと暮しているのだ。 ふるさといつも毎日香。 忘年会でパーッと酒を飲んで年を忘れましょうよー、と テンションの高い後輩は言っていたけれど、 私はあいにくパーッともしないし酒も飲まない。 そもそも忘年会など、私にはさほど必要ない文化なのだ。 もっともっとマイペースを。国道沿いにおのれの道を。 忘れたいことは、忘れたいときに忘れたらいいじゃない。 おめでたいことは、自分の好きなときに祝えばいいじゃない。 もっと自分のタイミングで暮していこうじゃないか。 「私の新年は12月の下旬にやってくるのだ」とでも宣言して。 ……そうさ、人はいつでも新年になれるのさ。 新たな気持ちで fly away。Oh,Yes let's! 疲れると、わけのわからない中学英語をつぶやき始める。 そんな癖。 |