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紙詰まり、鼻づまり、電車詰まり、寿司詰め
2002年09月25日(水)

朝、電車が止まる。
車掌のアナウンスがどもっていた。
 「え、えー、現在詰まっております、
  で電車が、前の電車、駅に詰まっておりまして、
  大変ご迷惑おかけします、しばらく停車します」
本当ならとっくに出発しているはずの前の電車が、
次の駅にまだ止まっている。だからこの電車は駅に入れません。
だから止まっているのです、という意味を伝えたいらしいんだが……
『電車が駅に詰まる』という表現、活字にすればするほど滑稽だなあ。
FAXの用紙じゃないんだから。

孔子の言葉に「友あり遠方より来たる、また楽しからずや」というのがあったが、
今日はその「友」のポジションみたいだった。
というわけで、バイト帰りに(やや)遠方の学校に出向き友達と再会。
同じ学校に通っている(はずな)のに『再会』という言葉がしっくりくる。
なんだかなあ。ま、そんなもんなのだろうか。

やる気のある人に会うと、それを分けてもらえる気がする。
という地点まではどうにか来ている。
前だったら落ち込んでスネてたかもしれないが。

それにしても、怖いくらい元気である。
夕べはほとんど寝ていないのに。
これ、どこで解けるんだろう?
美しく言えば魔法、ぶっちゃけて言えば火事場の馬鹿力。
速く走るのはいいんだけど、瞬間最高速度はなかなかあるんだけど、
止まる時に勢い余って転んで、ほぼ毎回擦り剥く奴のような感じか。
でもいいじゃないー不器用だっていいじゃない。
だって人間だもの。と、相田みつをの言葉のような気分で、
セルフサービスでおのれを励ましてみる。
ビタミン剤の色は、今日もいちいち派手だ。

家に帰って、卒研関係の作業。
見ようかなと思っていた番組が、気付いたらとっくに終わっていた。
もうすっかり未明。
でも今、うちの学科の人々の何割くらいが起きてるのだろう……?