しかし海水でびしょぬれの鯛焼きをうまそに食べたという、 「およげたいやきくん」の歌の最後に登場するおじさんの味覚はすごい。 なにしろ昨日から、味覚について興味を覚えているところだ。 いまが旬、話題沸騰うちの犬の味覚。 今日は切り干し大根を食べた。いやそんなのマイルドである。 キノコ、セロリ、ゴーヤ。 何がすごいってこの三つ、 私が少し前まで嫌いで食べられなかったものなのだ。 人間としてどうなんだ。犬としてどうなんだ。 予期しない方向でギネスが生まれつつある。 私の味覚も地味におかしいんだが、おそらく彼には敵うまい。 しかし朝起きて原因不明の痛みを感じても、 大して気に留めない点は私もすごい。 痛覚というか、痛覚認識感覚というか。 今日も あたま・むね・はら の神経がずっと痛い。 ちなみに、むねから6本の足がはえ、あたまには触覚があるのは昆虫だ。 合宿の疲れが出たのか?というか、私は疲れたのか? 実を言うと疲れるようなことをした具体的な記憶がない。 強いて言うなら迷子になった。(※さすが特別待遇) でも十分後くらいに無事に助かったから、できたら あれはあてのない散歩として片付けることにしてみたい。 そんな状況でも妹のおつかいで朝から買い物に出かけるとは、 我ながらけなげな有り様だ。上下関係なので仕方がない。 それにしても体の左半分の皮膚がところどころ荒れがちである。 右半分は意外と無事なので、半身ビタミン不足だろうか。 ビタミンバランス(ビタバラ)が悪いというのはこういう状況か。 それと、気付かないうちに生傷ができている。 ひょっとして、違う人格がいるのか。 そいつは「ろくでなしBLUES」みたいな感じで殴り合いのケンカをし、 左半分の皮膚だけをやけに酷使する仕事をしているに違いない。 ……誰だろう。 |