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酔いどれ危険物
2002年08月31日(土)

昼は、家事と情報収集だった。
なんだその取り合わせは。
抹茶とミルク。
氷といちご。
千と千尋。
ウッチャンとナンチャン。
点子ちゃんとアントン。
飛ぶ教室。
ふたりのロッテ。
動物会議……ケストナー作品、そういえばだいぶ読んだなあ。
飛ぶ教室に出てきた「ちびの火曜日くん」というあだ名の少年、
お父さんは「大きな火曜日」なんだそうだ。
なんだか面白い。「ふつうサイズの火曜日はどこにいるんだ!?」
独特な空気感とユーモアを思い出してはほくそ笑む。

夜は夜で、高校の同窓会。
貴重な情報を収集してまたもほくそ笑む。
女子高最高だぜー。
何の授業中だろうと常に絵を描いていたあの頃。
頭痛で毎日死にそうだったあの頃。
留年スレスレのところを先生方の優しさでクリアしたりしてたあの頃。
「『はやさん』というのは実は職業で、私以外にも、
 全国にあと300人くらいいるんだぜ」とか、かろやかに
無害な大ボラを吹いていたあの頃。
つまり健康状態以外は、今と大して変わらない。

共学も悪くはないが、別学がなくなるなんてやっぱり嫌だ。
私の周りで見た限りでは、別学で育った人間の方が
中性的・独創的になりやすいような気がする。
自分が男であるとか女であるとかを全く意識せずに、
本当にあるべき姿、発すべき言葉で暮らすことに慣れている気がする。
そりゃ全員がずっと別学とかいうのは極端すぎて不健康な気がするけれど、
「ある一時期を別学で過ごした人達」もいた方が
社会が面白くなるんじゃないかなーと。

少々酒を飲んでみる。がやっぱり、うーん……。
私のように、普段から自分に酔っているタイプは
あまり酒を必要としないのかもしれん。
うん、そうだな。常に人にからむし。
非常に危険だ。
そういえば、友達が危険物取り扱いの資格を取ったなあ……。
………。