水曜日はレディースデーなのでいざ、と思い 妹と少林サッカーを観に行った。 「夏場に映画」という頭痛が来そうな組み合わせだったにもかかわらず 意外や意外、今日の気温の低さも手伝ったのか頭痛が無い。 その時点で「よっしゃぁー」。 さらに映画が始まって「よっしゃぁー」。 「次に起こることが予測できてしまう」話って、 普通ならつまらないんだけど、それが逆に心地よかった。 「で、ここで壁が崩れて、こうなるんだ」と 二つ先くらいまで起こることが読めるが、 二つ目まで予想通りで、三つ目に裏切りがあったりする。 「天丼」、「早い着替え」、「早い回復」、「楽しい悪役」と、 コメディの基本パターンはほとんど網羅してたんじゃないだろうか。 ベタはもちろんのこと、たまにシュールさも感じられる。 これがもし漫画だったら面白さが半減するんだろうな。 実写で、それも映画という高級な媒体でやってるところが凄い。 香港の笑いは、相手が誰だろうと有無を言わせない感じがする。 自分の面白さに自信があるのが全面に出ていてうらやましくなる。 顔も行動も態度も声も、全部面白いでしょ、どう?って感じ。 笑いのセンスと風土はやっぱり関係がありそうだ。 ミスター・ビーンはイギリス、って感じがするもんなぁ。 私自身は、関東平野って感じがするし。 さらにイラストと実写の違いなんてことまで考えてしまう。 漫画は本来、一人で映画を作れるようなもののはずだが、それは理論上。 映画にできることと漫画にできること、だいぶ違うよなぁ…… ……なんてことまで、観ている間に考えてしまっていた。 ちゃんと観てたのか?でも、考えさせられる映画だ(注:私にとって)。 そんなこんなで妹と「後ろの人バカウケ(死語)してたね」等と 雑談しながら帰る。 プリクラ撮って行こうよ、といわれ撮影。 最近のプリクラは写真の上にラクガキを描けるそうで、 それをびゃーっと描かされる(描くのには時間制限あり)。 時間がないので、リピュアだ!と叫びながら、 写真の下から草を生やしてみる。 ♪だけど僕らはくじけない〜 泣くのはいやだよ笑っちゃお 進め〜〜〜♪ あのCM、外で車を洗う柴咲コウ嬢が 「(彼氏と)別れた。」とつぶやいてホースを頭に向けて 水を浴びようとし、 それをもう一人の女の子が「やめなよ!」と言いながら ホースを取り上げて止めさせようとするのだが、 ホースの取り合いになるうちに二人とも水を浴びて びしょぬれになってしまう、というシーン(長い説明)。 そこで一言、私からの提言。 「やめなよ!」と言った子の行動は、間違っている。 ホースを取り上げるんじゃなくて、 栓をひねって水を止めたらどうだろう? その方が節水にもなるし。 妹は「確かに!」と納得してくれた。水は大事にしよう。 さて、それだけ色々と考えたのち、はたと気付く。 「そうだ、卒研!」 ……さてと、あはは。ふぅ。 〜つづく〜 |