今日は学校で仕事。 2月から始めたこの仕事もとうとう終盤(だと信じているが……)。 集合時間よりも早めに行って、炎天下をカメラ片手にうろうろする。 無人の建物の最上階等、怪しいところに一人で出入りする。 ああいう場所は、わくわくとおそるおそるのブレンド。 殺人現場目撃したりするのかな、という気持ちと、 私が殺されたりしないよな、という恐れ。 色んな意味で汗だくになる。 日焼け止めをきっちり塗るのは忘れても、 スポーツドリンクで水分&ビタミンを補給することだけは忘れない。 その後現れた編集長に、「ノートPCは持ち歩かなきゃ 宝の持ち腐れだよ」と言われる。確かに。 携帯電話を家に置きっぱなしのようなもんなのだ。 帰りの満員電車の中で、ずっと「○○学園……」と、 某有名校の名をつぶやいている人がいた。 何があったのかわからないが、ツッコみづらい行動だ。 体力を付けたい一心で、エレベーターやエスカレーターに 頼らないようにしている。夕べは少しだけ風邪を引く兆しがあり、 急いでうがい薬でうがいをし、ビタミン剤を飲んで寝た。 我ながら保健室だよりのモデルケースのような人間だ。 TVで、今年の新作水着はどうだとかいう話題が出た。 はやさん「水着ねえ……水着なんて、なんのために着るんだか」 母「泳ぐためでしょ?」 はやさん「あ、そうか。」 自分の行動の中に泳ぐという選択肢がなくなって久しいうえに、 最近は泳ぐ以外の理由で着てる人(グラビアアイドル)ばかり 見かけているのだ。いや、見たくて見かけているんではなく、 電車の中吊りの雑誌広告に彼女たちはいる。 世間が冬でも水着を着ていたりして、寒そうだなあと思う。 あれはあれで大変なお仕事なのだろう。 今日あたり、夏目漱石をそろそろ読もう。 余計暗い気持ちになるかもよ、と母が言う。 確かに、高校の教科書で読んだ「こころ」は見ていてもどかしかった。 高校の現文の教科書は、なんだか後味の悪い話が多かったような気がする。 源氏物語なんてもしも光源氏みたいな男が身近にいたら 肘でつつきながらスリッパで叩いてやりたいと思ったりしたし、 舞姫はやりきれないものですねとお茶を飲みたくなった。 物語に「どうあるべき」という規律はないし、 読んだ作品に反感を覚えることも、物事を考えるきっかけになるから 良いことだも思うが。 梶井基次郎の檸檬などは変なところだが共感できた。 わかるなあ、本屋に檸檬を置く気持ち。 整然とした抜け目ない場所ほど、自分の手でそっと乱したくなる。 そういえば大学入試で、檸檬が出たっけ……美味しかったな。 |