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ワールドカップ開幕
2002年05月31日(金)

今日は学校。
最近、一週間に一度くらいしか学校に行っていない気がする。
そして、たまに行っては用事を一括して済ませている気もする。
そんなにまとめていてはきっと良くない。
寝だめ食いだめは良くない、続けることが健康!

ゼミが早く終ったのでみんなで昼飯を食う。
やけに発育が早めな赤ちゃんの話を聞いたり、
料理(結構大量)を半分ずつ食べる女性二人が微笑ましかったり、
怪しい病気(?)が流行したりした。

そして用事で色々駆けめぐり、夕方から夜にかけて家路につく。

いっぺんに用事が押し寄せてきて、忙しい。
そんなところにワールドカップかよ。
いや別に自分には関係ないさ。
……しかし、よくよく考えたら市内で試合がある。
駅によってはパニックになるらしい……いや
混雑はともかく、少なくとも無事に終わってくれたら幸いと思う。
世界中のエネルギーを大きく動かしてしまう、
スポーツのパワーはやっぱりすげぇね、と詠嘆。

本のパワーもすごい。
J.K.ローリング(ハリーポッターの著者)のドキュメンタリーを観つつ。
彼女の生き方や作品に対する想いの深さから、
果ては作品の社会的影響力まで。
紙から生まれたものがこれほどまでにエネルギーを持ち得るとは。

子供向けのもので流行するものは、奥が深い気がする。
ポケモンだって藤子不二夫作品だってアンパンマンだって、
少なくとも大人の間でしか流行らないエンターテインメントより
成熟した価値観をもって創られている気がする。
事実、一から創れと言われたら子供向けの作品が一番難しい。

とにかく連中には過去というものがほとんどなく、
参考にできるデータがないから戦いづらい。
あらゆる経験を積んで高みにいる人こそ、
足場をねらえば崩れやすくなってしまう脆さがある。
初めから寝そべっている奴を転ばすことがほぼ不可能なのと同じで、
彼らは小手先の技に惑わされることがはるかに少ないと思う。
はだかの王様じゃないが、本質を見る目があるのだろう。

そういえばハリーポッター、
結構前にうちの妹が買っていたが、今どこにあるんだろう?
相変わらず情報収集に関して貪欲さに欠けている。
名作読まず。名曲聴かず。名画観ず。
……私には作品を語る資格も作る資格もないな、と思う理由三拍子。