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調べ者
2002年05月26日(日)

キーワードを変えて検索、
出たものを覗いてはBACK、
出たものを覗いてはBACK、
出たものを覗いてはBACK、
次の20件へ、をクリック、
出たものを覗いてはBACK、
出たものを覗いてはBACK、
出たものを覗いてはBACK。
またキーワードを変えて検索、
出たものを覗いてはBACK、
出たものを覗いてはBACK、
出たものを……

あーもうっ、となってやめてしまう。

インターネットでの調べものというのも、
ラクじゃん、早いじゃん、とか言うけれど
それはそれで不毛な感じである。
ササッと済むイメージがあるから、
「こんなことで手間取ってしまった」という気分にもなるし、
それ以前に「ずいぶん調べたなー」という実感がいまいち湧かない。

高齢者の福祉における携帯端末の利用、とかいうことについて
しばらく調べる。
喉が少しずつ治りつつもまだ本調子でなく、胃がどうにも「?」という具合。
CARTOON HEROSを聴きながら作業をするも、
音がうるさいなーと思ったのでenyaに切り替える。
いきなり嫌死刑、もとい癒し系。(なんというダークな変換……)
しかし癒し系ってなんなんだろう。
三瓶は、癒しと不気味の賛否両論のような気がする。
「おすぎとピーコ」も、癒しと不気味のボーダーライン上な気がする。
怖いんだけど、なごむと言われればそんな気もする方々。
どーも君も、「癒し」説と「ちょっと怖い」説がある。
たれぱんだもそうだ。……そういう微妙なトレンドなんだろうか。

世界史好きの人はすげぇなー、と久々に昔の資料集を見て思う。
歴史が出来る人は本当に凄いと思う。
「暗記すりゃいいじゃん」と言われたが、いやいやそれは。
暗記だって、みんな知らず知らずのうちに体系立てて覚えているはずだ。
暗記という作業自体にもきっと得手不得手があるだろうし、
慣れ不慣れだってあるだろう。

暗記には純粋な心が必要だと思う。
小学生の頃は純粋だったから、
「この歌を覚えない人は、帰らせません」と先生に言われ、
修学旅行先でみんな必死にその歌(3番まで)を暗記したりした。
…恐らく宿を取っていないから結局帰ることになるじゃねえか、
ということに学年で誰も気付かない。純粋だった。

歴史が好きな人も、多分純粋な心を持っている。
本人が否定したところで多分どこかに持っているのだろう。
いや「好き」なものがある人はわりとなんでもそうなのかもしれない。
純粋に好き、という部分があるから
徹夜をしてでも本を読んでしまったりする。
そういう破天荒な勢いっていいなあと思う。
熱中できる趣味っていいもんだ…。

……あ、調べものしなくてはいかんな。
研究に熱中し過ぎて戦争があったことに気付かなかった科学者の
ように、打ち込めたらいいのだけど。