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What we do is what you just can't do
2002年05月25日(土)

喉は少しずつ良くなりつつも、胃痛。
空は午前中晴れていたが、夕方雷雨。
「○○だが、○○」。逆接という接続詞じたいは好きだ。

そういえば今日は歌の歌詞にすこぶる共感したが、数秒後に苦笑も。
AQUAの「CARTOON HEROS」という曲を聴いた。
生きかえるん♪という生茶のCMに使われている曲だが、
「元気な曲が聴きたい」という理由で購入した。

普通はこの曲は「愉快そう」「元気」とかいう感想を持たれるのだろうが、
日本語訳の歌詞を読んだところ、私はちらっと感動を覚えてしまった。
なにしろこの曲は、『架空のキャラクターたちの歌』。
私もしょっちゅう(最近そうでもないな)生み出す者として、
「そうそう、そういうもんだよ!」と妙に共感してしまった。
これだからキャラクター作りやめられないんだよ、と思う時の
加速する気分が楽しげに表現されている。
今までフィクションのパワーをテーマにした歌を
聴いたことがなかったので、すごく新鮮だった。

これだけ歌詞に共感を覚えたのは、ウルフルズの「借金大王」以来だ。
……と思い、
 「あ、わしの執着って『金とキャラクター』なんだな…」
という事実に今頃気付く。
金と仮想現実のために生きている……(大笑)
我ながら、ものすごい寂しい人生みたいじゃないか、と苦笑い。
もっと人間に興味を持つべき。……と、何年か前から思ってはいるが。
人のぬくもりを探しに、小さな旅にでも出た方がいいタイプだろう。
いや小さな旅でなくて、むしろウルルン滞在記くらいの規模がいいな。
クイズとか挟みつつ、最後は涙の別れが……。

「○○島の狩猟民族・○○族に はやさんが 出会った……」(by下條アトム)