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結果待ちボケ
2002年03月26日(火)

それは、我が家にかかってきた一本の電話。
「4月からバラエティ番組を始めるんですけど、
 それに作家として加わって頂けないかと」
「……は?」
「メールも送ったと思うんですが」
「え……メール?」
そうだ、今日はまだメールを見ていなかった。
……と思い、パソコンに向かって歩き出す。

そこで目が醒めた。
またありふれた、よくわからない夢だ。
なぜ私が放送作家?という疑問はさておき
やはり私は今「通知」が気になっているのだろう。
なぜならもうすぐとある合否通知が来る(と思う)。
それほど気にしていないつもりだが、
深層意識では気になってはいるのかもしれない。
何事も、がんばりの結果がわからないとやはり落ち着かない。
「ヤッホー」と投げかけたやまびこはきちんと返って来て欲しい。
やはりフィードバックがない間は不安だ。
ひょっとして試験を受けたこと自体夢だったんでは、とすら思う。

最近、記憶がおぼろげで眠い。
取材中すら居眠りが出そうで自分が怖い。
記事も遅れ、作品集作りも止まり……どうしたんだ自分。
古い少女漫画なら「片想いでもしてるんじゃないの」と言われ、
総合病院でなら「軽い心身症でしょう、薬出しときます」と言われ、
古風な体育教師になら「気合い入れて校庭10周して来い」と
言われそうな症状。
結果が気になるからか、
たまった疲労でいよいよ風邪を引くのか、どっちかだ。