昨日は妹とその親友の引率として、 某専門学校の学園祭に行って来た。 その専門学校に進学したい、というわけでもない 二人を連れて、どうしてわざわざ出向いたか。 それは、とあるお笑いコンビがゲストだったからである。 妹の親友がめちゃくちゃファンだそうで、 妹を誘い。 で、更に学校までの行き方が解らないので 「お笑い+電車=はやさん」という解答が出たらしい。 くわえて、ちょっと帰りが遅くなりそうだったのだが 「はやさんが一緒なら大丈夫でしょう」と 親友の子のお母様も納得したのだそうで。 (実際そんな頼りある姉さんではないのだが) 体調が悪くなかったら行くけどね、と 言っていたのだが、 体調が特に悪くなかった上に気分転換 したかったので行ったのだ。 人の多そうなイベントには絶対顔を出さない私が、 珍しくそういうイベントに参加した。 とはいえ、持ち前の席取り技術を駆使して 行き帰りの電車では全て座り、 休憩を上手に取ったために今日もそれほど疲れていない。 イベントもしっかり座って観た。 何より、妹の親友の子がとても良い子で、 こういう子と親しいというのは妹にとって良いことだな、 とつくづく思ったのも精神衛生上良かった。 知らない場所に人を連れて行くのもいいもんだ。 一人で出掛けるより楽しかったのは、 楽しそうな二人が側に居たからだろう。 誰かと一対一だと、よほど親しくないかぎり なんだか会話をしなくてはという切迫感があって 苦手なのだが、3人以上だとぼーっとして居られるので かえって自由な気がする。 で、お笑いのライブを見た。 あーさすがだなぁ、と思った。 素人とは何か違う。上手く言えない、何か。 芸で飯を食うのは大変だ。 頭の回転が速くて、度胸があって、 精神もタフでなくてはならない。 自分の生き方をそのまま売っている。 そんな気がする。 何かを作る人と受け取る人と、 人間を二種類にわけたとして、 お笑いの人は前者にあたるだろうし、 私も前者を目指している。 くわえて、人を楽しませることに 生き甲斐を感じるという点も共通している。 だからなんとなく、私はお笑いさん方に 淡い親近感を持ってしまうのかもしれない。 裏側の苦労を微塵も見せずに、 人を楽しませること。 それがプロの仕事なんだなぁ、と思った。 私もいつかプロになりたい。 |