蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2015年01月11日(日) 踏んだり蹴ったり

年末から踏んだり蹴ったり。予想していなかった体の不調続きを笑い話にして流そうにも、こうも次から次へとやってくると、へこんでしまう。逃げ切れなかった。重苦しい気持ちで、窓から差し込む冬の白い日を浴びる。

自分のことなんだから仕方ない。痛みも不調も不安も自分の内側にあるもの。形のない、外側からは見えないものだ。それを部分的に言葉に置き換えたところで、伝わらないのは当然かもしれない。駄々をこねたり文句を言ったりしているようでしかない。

過去を手放すというのは難しいことだ。過去の「私」を手放すということは。あのときあの選択をした自分をなんとかして肯定したい。そのこだわりからなかなか自由になれない。何をそんなにいつまでも。自分でもよくわからない。

歯が痛いから、ネガティブ路線に拍車がかかる。歯というより、歯の根っこ、あるいは歯茎とその周辺の顔面に、薄く重く、我慢できないほどではないにしろ、確かに横たわっている痛みが邪魔をする。

休めってことだな。降りろってことかも。周りとの関係を断ち切らずに、立ち止まる方法が知りたい。ふと年末に見たドラマ『途中下車』を思い出す。何気なく見始めたら目が離せなくなり、その間、何度もお風呂が追い焚きされてしまった。あのドラマの中に、何を見たかったのか。

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NHK特集ドラマ『途中下車』
http://www.nhk.or.jp/drama/tochuu/


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