Deckard's Movie Diary
index|past|will
| 2008年02月05日(火) |
アメリカン・ギャングスター |
『アメリカン・ギャングスター』 ここのところ『ブレードランナーFC』を観ながらリドリー・スコットってやっぱ凄いなぁ・・・と再認識していたのですが、『アメリカン・ギャングスター』を観ると・・・なんだかなぁ・・・リドスコって人間に興味あるのかなぁ?と思ってしまうんですよ。決して悪い映画じゃないですよ!2時間半を越える大作を飽きさせず重量感タップリに描くなんぞ、そうそう出来る事じゃありません!様々なギャング映画のエッセンスが塗されていて中々興味深いですし、胸にグっと来るセリフや魅力的なシーンな数々、デンゼルとラッセルの演技合戦も見応えタップリで大人の鑑賞に十分堪える仕上がりになっています。だけんどもしかし!いまひとつ物足りません。両主役の家族や背景なんかもキチっと描かれているのに、どういうワケか胸に刺さってきません。人間臭さとか、生きている泥臭さとか、そういうモノが感じられないんですよねぇ。『グラディエーター』で復活したと言われたリドスコですが、個人的にはどれもこれもがイマイチです。なんだか、英国人の品の良さが邪魔している感じです。上手く言えないのですが、登場人物がウンコしているような気がしません。分かって欲しいなぁ・・・・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ…
|