Deckard's Movie Diary
index|past|will
| 2008年02月02日(土) |
テラビシアにかける橋 |
『テラビシアにかける橋』 ネットでの評判があまりに良いので観てきました。原作は全く知りませんので、ほとんど何の知識もなく観てきたのですが・・・ぶっちゃけ、チョー掟破りの展開に言葉を失ったのですが、それでも良い作品でした。ジェシー役のジョシュ・ハッチャーソンとレスリー役のアナソフィア・ロブの二人も中々のモノでした。
“誰もが懐かしみ、共感できる物語。皆が心の中に『空想の王国』を持っている”というキャッチフレーズなのですが、まさにその通りの内容でした。ある意味、昨年度の傑作『パンズ・ラビリンス』がダース・ベイダーだとすれば、この映画はルーク・スカイウォーカーってコトになるんでしょうか(わかんねーよ!)。ジェシーとレスリーが直面している現実から二人が織り成す空想世界への橋渡しがとても自然で映画の世界にドップリと浸かっていました。だからこそ!唐突に訪れる終盤の出来事には身を切られるような感情に見舞われ、ちょっとどうしていいか分からない状態になってしまいました。こんな感情は久しく経験したことが無いものでしたね。
“この橋を渡れば、またきみに会える”・・・生きていくってコトは忘れることではなく、憶えているってコトなんでしょう。しかし、そんな“橋”がオイラの中にあるのかな?甚だ疑問(/・_・\)アチャ-・・
|