Deckard's Movie Diary
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2007年05月19日(土)  ママの遺したラヴソング 赤い文化住宅の初子

こちらの“ラヴソング”は“ブ”が“ヴ”になっているだけ文学的です(笑)。っつーか、この映画って南部を舞台にしたアメリカ文学の香りがプンプンするんですね。だけんどもしかし!その手の名作をホンの一瞬彷彿させるようなシーンもあったりするのですが、はっきり言って上っ面です。決して悪い映画ではありませんが、人物描写が薄っぺらくて、一癖二癖あるキャラクターが総動員しているのに生かしきれていません。2時間を費やしているのに登場人物の交通整理が上手く出来てないんですね。今は亡き人になっているママのことをやたらと引っ張り出すワリには存在感が希薄なのも、なんだかなぁ?です。ママの記憶の無いヨハンセンの話が泣かせるだけに残念です。やっぱり、こういうストーリーはマイルドセブンより、ショートピースっつー感じでズシン!と描いて欲しいですね。それにしてもヨハンセンは魅力的だなぁ・・・時折、不細工の見えるからいいんだろうな・・・・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ…


また、こんな映画観ちゃったよ(/・_・\)アチャ-・・世の中のコトが、な〜んも分かってない学生が作った映画みたいです。浅いし、嘘くさいし、ワザとらしいし、薄っぺらいし、下手糞だし、どうしようもありません。存在感の無い登場人物ばっかりで、マジでこんな映画を上映して恥ずかしくないんですかね?もうちょっと頑張ろうよ!設定に興味を惹かれて観に行ったのですが、時間の無駄でした。大人はアホばかりで、初恋だけが拠り所ならば、もっと象徴的に説得力ある二人だけの世界を描いてくれないと思い入れできません。駄作!お兄ちゃんの描き方は良かったんですけどね・・・って、それだけですけど。


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