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『8人の女たち』、『スイミングプール』で、その才能を存分に知らしめたフランスの若き俊才フランソワ・オゾン!だと、勝手に思っていたのですが、その後の作品にはどうにも釈然としません。前作の『二人の五つの別れ路』も、新作の『ぼくを葬る』も、だから、なんだって言うんだろう・・・。全く魅力を感じません。『二人の〜』に関して興味ある人はインデックスから捜して読んで下さい。で、『ぼくを葬る』です。観終わって第一印象は「なんて、勝手な奴なんだろ・・・」でした。まぁ、相当なナルシス野郎なのは間違いないですね。誰だって自分の為に生きているけど、一人で生きているワケじゃないでしょ!そりゃ、普段は勝手していても最後くらい落とし前をつけましょうよ。やっぱり、恩とか礼儀とか大事なコトを忘れちゃいけないでしょう。この映画の主人公の親が一生後悔するのは間違いありません。親にとって、自分より先に子供が亡くなるコトくらい辛いことないですからね。親の写真も撮ってやれよ!どうして、そのくらいのコトが出来ないんでしょうか?まぁ、オイラが言ってるコトはこの映画に関しては的外れな意見なんでしょうけど、言わずに居られません!「理想の死に方を映画にしたっていいなじゃないですか!」という意見も分かりますが、そんな歪な理想なんて観たくも無いです!
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