Deckard's Movie Diary
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2006年04月25日(火)  ぼくを葬る トム・ヤム・クン

『8人の女たち』、『スイミングプール』で、その才能を存分に知らしめたフランスの若き俊才フランソワ・オゾン!だと、勝手に思っていたのですが、その後の作品にはどうにも釈然としません。前作の『二人の五つの別れ路』も、新作の『ぼくを葬る』も、だから、なんだって言うんだろう・・・。全く魅力を感じません。『二人の〜』に関して興味ある人はインデックスから捜して読んで下さい。で、『ぼくを葬る』です。観終わって第一印象は「なんて、勝手な奴なんだろ・・・」でした。まぁ、相当なナルシス野郎なのは間違いないですね。誰だって自分の為に生きているけど、一人で生きているワケじゃないでしょ!そりゃ、普段は勝手していても最後くらい落とし前をつけましょうよ。やっぱり、恩とか礼儀とか大事なコトを忘れちゃいけないでしょう。この映画の主人公の親が一生後悔するのは間違いありません。親にとって、自分より先に子供が亡くなるコトくらい辛いことないですからね。親の写真も撮ってやれよ!どうして、そのくらいのコトが出来ないんでしょうか?まぁ、オイラが言ってるコトはこの映画に関しては的外れな意見なんでしょうけど、言わずに居られません!「理想の死に方を映画にしたっていいなじゃないですか!」という意見も分かりますが、そんな歪な理想なんて観たくも無いです!


『マッハ!!!!!!!!!!!』で強烈な印象を残したトニージャー最新作は『トム・ヤム・クン』だぁ!!!!!!!!!! とまぁ、そんな調子の映画ですが、いい加減飽きた!っつーか、長過ぎ!でも、見所は満載ですよ!螺旋階段を永遠に駆け上がるのか!と思うほどのワンカットの長回し!次から次へと右へ左へと千切っては投げ!千切っては投げ!投げては、片っ端から関節技を決めまくり、異種格闘技なんて、当たり前!不死身なんて朝飯し前!そりゃ、もう!大騒動!ストーリーは繋がっているのかいないのか(いないんかい!)、完成度は超低め!そんなコトも、どーでも良くなるくらい、トニー・ジャーのアクションに尽きる映画です。『トニー・ジャー in オーストラリア with ⊂^j^⊃ パオーン』それだけでイイじゃん!


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