Deckard's Movie Diary
indexpastwill


2005年10月07日(金)  がんばれ!ベアーズ/ニュー・シーズン

マイケル・リッチーの往年の名作『がんばれ!ベアーズ』のリメイク『がんばれ!ベアーズ/ニュー・シーズン』です。あの『スクール・オブ・ロック』で一躍表舞台に登場したリチャード・リンクレイター監督最新作ですが、あまりにもヌルい出来にガッカリでした。ソダバーグの『オーシャンズ11』が傑作リメイクに観えるほどです。ストーリーは、前作とほとんど変わりません。今風に変更になった部分・・・例えばエアホッケーがスケボーに、ストーンズがインディーズ?のバンドに変わった程度は可愛いモンなんですが、バターメイカーに監督を依頼するのが男性から女性に代わったコトによって起こるエピソードは、あまりにくだらなくて唖然とします。他にも「なんじゃこりゃ!」というようなシーンやセリフが多くて、ありゃりゃ!で御座います。リンクレイターのセンスを疑わざるを得ません。バターメイカーとヤンキースのレイ(グレッグ・ギニア)の両監督が自分勝手な都合で熱くなってしまい、挙句のチーム崩壊、レイ監督親子の確執シーンから我に帰るバターメイカー等、その辺りの演出がどうしようもなく下手糞です。“一人キャッチ”と“敬遠”、そしてレイの息子がとった行動・・・一番大事なエピソードの描き方も中途半端な上に、そんなワザとらしいコトをやらす為の登場かよ!と首を捻りたくなるシーンもあり、盛り上がるはずの決勝戦もダララ〜ンと延びきったソックスのような印象です。名優と知られるビリー・ボブの演技も“そのまんま『バッド・サンタ』”で、ウォルター・マッソーの何処か憎めないキャラのような深みがありませんし、『ミスティック・リバー』での好演も記憶に新しいマーシャ・ゲイ・ハーデンも(っつーか、ブヨブヨ)、しょーもない役柄で悲しい限りです。子供たちのキャラは前作をほぼ踏襲していますが、昔の子供たちの方が数段可愛いかったから、ここでも完敗!(笑)ひとつだけ前作に勝っている部分は、アマンダの投球フォームでしょうか?それでも上半身だけで投げてますけどね(苦笑)。おそらく、この映画を「面白い!」という人は、前作を観ていない人だけなんじゃないでしょうか? ・・・・間違いない!(って、古いよ)


デッカード |HomePage

My追加