|
Deckard's Movie Diary index|past|will
最近は全世界的に音楽ドキュが流行のようで、日本からは『ザ☆ゴールデン☆カップス/ワンモアタイム』がエントリーです。「トーキョーなんてハマの残りカスみたいなもんさ!」と言ったのはフェンスの向こうに“アメリカ”がドカン!と構えていた“本牧”の言葉です。ベトナム帰休兵が踊り撒くっていた横浜・本牧にあるクラブ“ゴールデンカップ”。60年代後半の世相(安田講堂、新宿騒乱事件など)を垣間見せながら、今現在は各界で活躍する人々が証言する本牧の実態は、同じ時代を生きて来た人間としては懐かしくもあり、悔しくもありました。日比谷野音でのフリー・コンサートに革マル派が乱入したり・・・という、その時、現場にいた遠い記憶を呼び覚まされる話なんかも出て、胸がちょっと熱くなりました。ただねぇ・・・遅れてきた大物バンドだったカップスが♪いとしのジザベル なんてバタ臭い楽曲でデビューし、こいつらはちょっと違う・・・な〜んて思っていたのに、いきなり♪長い髪の少女 かよ〜!っつー印象はありました。つまり、バカにしていたトーキョーのやり方に乗っかったワケですからねぇ・・・地元の風当たりはどうだったの?とか、どんな気持ちでやってたの?みたいな、その辺りのコトにあまり触れてないんですよねぇ。まぁ、そんな細かいコトなんか考えてないよ!っつーことなのかもしれませんけどね。それと、気になったのは前半後半(A面B面)に分けた構成が良かったのかどうか?つまり後半は所謂フィルム・コンサートなんですよ。やっぱり、生生しいインタビューと復活ライブを交互に見せた方が良かったと思うんですけど。それにしても、マジでカップスの連中って悪かったんですねぇ。曰く「あんな不良は見たことない」、「いい奴なんだけど、ヤク中だからなぁ・・・」とか、やっぱ住んでた世界は違いますわ(笑)。観客は同窓会のような雰囲気で、何処か共犯意識にも似た空気が流れていました。そんな女性客の中には現在のマモル・マヌーの姿を見てトホホな溜め息をこぼしている方もいらっしゃいました(笑)。インタビューで面白かったのは土屋昌己(カップスのローディだったんですね)。あんなに嬉々としている土屋昌己なんて見たコトありません(笑)。葉村エツコなんて人の顔が見られたり、ちょっとビックリ!
|