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Deckard's Movie Diary index|past|will
『砂と霧の家』で2004年アカデミー賞の主演男優賞候補になったベン・キングズレー、助演女優賞候補になったショーレ・アグダシュルー、なるほど!納得の熱演です。またこの作品が初監督作のヴァディム・パールマンは次回作が楽しみになるような魅力的な演出を見せてくれました。映画は悪い人間が一人も出て来ない悲劇で、“起承転結”の“起承転”までは、素晴らしい緊張感に溢れているのですが、“結”でいかにもハリウッド的な安直さに流れてしまいました(>_<)アチャ!惜しい作品です。“求めていたのは、家ではなく家庭だった・・・”と語られている内容を土俵際まで追い詰めたんですけどねぇ・・・(苦笑)最後の最後にハリウッド的エンターテインメントにうっちゃられた感じです。原作もあのようなオチなんですかねぇ・・・ちょっと、理解に苦しむなぁ・・・。ただ、考えてみれば、ヤンキー君の行動なんてあんなモンなのかもしれません・・・勝手に勘違いするし、直ぐ撃っちゃうし!まるでイラク戦争の縮図そのままじゃん(苦笑)。そういう訳ですから、観て損の無い作品ですし、絶賛される方が居ても不思議ではありません。もちろん、文句を言ってるオイラだって嫌いじゃありません。最後にひと言! オリジナル作曲賞にノミネートされたジェームズ・ホーナーの音楽なんですが、ハッキリ言って、しつこいです!
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