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Deckard's Movie Diary index|past|will
ジョン・フランケンハイマーが亡くなり、ポール・シュレーダーが降板(噂によりますと、ほとんど撮影終了していた時点で降ろされたらしい)、最終的には『ドリヴン』以来のレニー・ハーリンが全編取り直して完成させた『エクソシスト ビギニング』・・・・・ぇ、ええ〜!!!ハーリンかよ!!!(´―`)┌ ヤレヤレ…さて、今回はオカルト映画の傑作『エクソシスト』以前を描いたストーリー。主人公は『エクソシスト』でマックス・フォン・シドーが演じたメリン神父ですが、今回はステラン・スカルスゲールド(奇跡の海/ディープ・ブルー/キス★キス★バン★バン/ドッグヴィル/キング・アーサー)がハリウッド初主演で頑張っています。ベルイマン映画の常連だったマックス・フォン・シドーの若き日を、やはりスウェーデン出身のステラン・スカルスゲールドが演じるのは誰が考えても当然のコトでしょう。若き(若くはないけどね)メリンは魅力的だったのですが、映画の出来はなぁ・・・最初は良かったんですけどねぇ・・・やっぱりハーリン節というか、結局は底の浅い仕上がりになってしまいました。ただ、最初はもっと観たことのないようなトンでも作品になるのかと思っていましたが、意外や意外!ハーリンは抑えた演出も出来るんですねぇ!っつーか、成長したのかな(苦笑)。個人的にはそれなり楽しめたんですけど、それは一にも二にも元祖『エクソシスト』が好きだからです。だって、あのランカスター・メリン神父がDQ2でも有名なバズズとのファースト・コンタクトを描いている作品と聞いちゃあ〜元祖好きとしては避けて通れませんよ(笑)。ストーリーの骨子(メリンと女医のトラウマ・・・つまり現実の『悪』と超自然の存在『悪魔』の結びつきとかね)は悪くないと思うので、やっぱり演出なんでしょう。ハーリンにフリードキンのような硬質で緻密な演出を期待するのは無理!ってモンです。全編を通して甘く、最後はそこら辺に転がっている三流ホラーになってしまいました(苦笑)。しかし、このシリーズって純粋にキリスト教と悪魔の戦いだったのに、この作品ではキリスト教と異教徒の殺し合いも起きたりして(もちろん悪魔が絡んでるんですけどね)、コレって先進国と第三世界の国って図式を思わせるんですけど(砂漠だし・・・)、考え過ぎなんかなぁ・・・脚本ってやっぱりウイリアム・ピーター・ブラッティが書いてるんかなぁ・・・まぁ、いいや!で、正直な話し、おそらく元祖の作品にナンの思い入れも無い人にはしょーもない映画にしか見えないんじゃないでしょうか?どうなんだろう・・・。それにしても劇場での閑古鳥の鳴き方と言ったら・・・“エクソシスト”の名前が冠してある作品でこの不入りは淋しい限りですわ・・・トホホ。
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