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『コウノトリの歌』はベトナム人が作ったベトナム戦争をモチーフにした映画です。ベトナム映画と言えば『青いパパイヤの香り』『夏至』等で有名なトラン・アン・ユン監督作品が有名ですが、ベトナム戦争を扱った映画は初めて観ました。他にも74年(ベトナム戦争終わってないじゃん)に作られた『ハノイの少女』とか97年『サイゴンからの旅人』00年『朝よ、来ないで』03年『ハノイの12日間』とかあるそうですが、全く知りません。この映画はベトナム軍(当時は“ベトコン”って呼んでました)に帯同していた元従軍カメラマンの証言を元にしたドラマ部分と現在の彼を捉えるドキュメンタリー部分の二つのパートから成り立っています。完成度は高くありませんが(二つのパートの絡みがチグハグですし・・・)、興味深い作品ではありました。つまり、当然のコトなんですが、全てのエピソードはベトコン側から描いています。それが、どうにも新鮮に感じてしまいました(大汗)。内容は戦争映画では良く描かれるストーリーで、もっと“勝利”を意識した部分があるのかなぁ・・・と思っていたので、それも良い意味で肩透かしでした。結局、戦争なんて勝っても負けても人々の苦しみは同じなんですよ。この映画に触れたコトでベトナム側から描いたベトナム戦争映画をもっと観たくなりましたね。特に『ハノイの12日間』ってのは観てみたいです。
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