Deckard's Movie Diary
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2004年08月26日(木)  マインド・ゲーム

決壊したスクリーンから濁流のように溢れ出てくる氾濫した映像、全てのシーンに異常なテンションを張り巡らし、耳をつんざくばかりの轟音が絶え間なく襲ってくる・・・椅子に固定されたまま、ゴーグル型のディスプレイ装置をかけられ、数分の間に何人もの人生を力ずくで見せつけられたような・・・とにかく凄まじい勢いのハイブリッド・アニメーション(って、言うんですって)でした。観終わった後にここまで脱力感に襲われたのも久しぶりです(苦笑)。まさにアニメでしか表現出来ない手法で42・195キロを全力疾走したような映画でした。簡単に言ってしまえば『モーレツ!大人帝国』を3倍速で3回続けて観たような感じでしょうか(観たくねぇ〜!)。物語の繋がりがイマイチ曖昧なトコや、コテコテの関西風味や、中盤ダレる部分もありますが、観て損はないでしょう(損しても知らないよ!)。この映画が只者では無いのは、単に強引なイメージの羅列ではなく、時々ハッとするような繊細な部分を鮮やかに描いたり、郷愁を誘う部分を嫌味のない程度に上手く融合しているからなのだと思います。それにしてもアレだけの出来事をよくも詰め込んだモンです。観客はどの程度理解出来るのでしょうか?オイラの後ろに座っていた中学生と思える二人・・・ほとんど分からなかったと思いますよ。おそらく40代以上の人には直球ど真ん中でしょう。ただ、そういう年齢の人間にとってはかなり疲れる映画であるのは間違いありません(苦笑)。


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