Deckard's Movie Diary
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2004年08月06日(金)  ドリーマーズ

これはもう何て言いましょうか?ベルトルッチの新作『ドリーマーズ』ですが、ただのアホな若者の色狂い映画にしか見えませんでした(って、そりゃ、幾らなんでも言い過ぎだろ(笑))。まぁ、とにかくしょーもない内容です。元々ベルトルッチってあんまり魅力を感じないんですけど、今回は68年5月革命前夜のパリを舞台にした青春モノだったので観に行ったんですが、これが飛んだクワセモノでした(笑)。シネマテーク・フランセーズの入り口から目の前に見えるエッフェル塔を延々とパンダウンした映像にスタイリッシュにタイトルがINするし、ジミ・ヘンの♪サード・ストーン・フロム・ザ・サンなんてマニアックな名曲で始まったりするし、シネマテーク閉鎖のシーンで当時のジャン・ピエール・レオのアジテーションに現在のレオを同じ動きで重ねたりするし、けっこういいじゃん!と思ったのも束の間、その後はだらだらと若者3人のデタラメな生活ぶりを描いてるだけでウンザリ!裕福な家庭に生まれて親のスネを思いっきり齧っているのに、例によっての親批判とか、不安定で青いから奔放な性にハマっちゃうのぉ〜とか、そりゃ若い時なんてそんなもんだけど、今更それだけじゃなぁ・・・ヌル過ぎるよ!ベルトルッチもいよいよ呆けて来たんかなぁ・・・(笑)。良かったのはヒロインを演じるエヴァ・グリーン。何処かで見たことある面影だなぁ・・・と、思っていたら『雨の訪問者』のマルレーヌ・ジョベールの娘だそうで、血は争えないモンですなぁ。なかなか魅力的なオーラを振りまいてました。


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