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Deckard's Movie Diary index|past|will
なんとももったいない!あまりにも中途半端な作品になってしまいました。言いたいコトは分かるんですけど、もっとしっかりと噛み砕かないと誰も納得しないよ!と、諭してあげたくなりました。邦題は『歌え!ジャニス☆ジョプリンのように』ですが、この原題って『ジャニスとジョン』なんですよ。そのワリにはジョン・レノンがないがしろですし、他の全てのエピソードもとってつけたような印象です。冴えない中年ロッカー役のクリストファー・ランバートなんか、いい味を出してるんですけどねぇ・・・。この映画が完成する直前に当時の恋人だったロッカーに突き倒され急死するという悲劇に見舞われてしまったマリー・トランティニャンですが、レノン役のフランソワ・クリュゼも、監督のサミュエル・ベンシェトリも元々はマリーの恋人だったそうで、さらに父親のジャン・ルイ・トランティニャンも出演していて、まさに関係者一同が集まった作品と言えます。マリーはかねてから歌手の役をやりたがっていたそうで、そういう意味では念願叶った役どころだったんでしょう。その想いはラストでのジョプリンに成りきっての♪コズミック・ブルースに現れています。それだけに、なんだかなぁ・・・の想いが残ります。フランス制作でモチーフがジャニス・ジョプリンで挿入される歌はブリティッシュ・ロック(テン・イヤーズ・アフター、ドノバン、Tレックス等)ばかりというヘンテコなコラボレーションは、やっぱりイマイチでしたわ(苦笑)。
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