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Deckard's Movie Diary index|past|will
とにかく熱い映画でした。その上、女性はほとんど登場しないので“男臭い”ったらありゃしない!さらに!所謂“いい男”も一人も登場しません(苦笑)。ストーリーは30年以上韓国の歴史に封印されてきた暗い真実を暴く骨太な物語です。主要キャラクターの心情はワンパターンではなく、それぞれが深みのある人物像に描かれています。ただ、日本人のオイラが観ると「何でそうなるの?」と、ちょっとわからないエピソードがあったりして、後半になるとある程度は理解出来るんですが・・・おそらく韓国人の方が御覧になると、日本人にはおいそれとは理解出来ない複雑な感情の動きがあると思われます。気になったのは映像センスが古臭く(30年前の雰囲気を出そうと思ったワケじゃないでしょうけど・・・)全体にチープな印象です。また韓国映画にありがちな映画話法の未熟さというか・・・この映画に関しては、訓練の時間経過があまり感じられませんでした。それでも歴史の闇に葬り去られた彼らの悲惨さ、やるせなさは観ている者にひしひしと伝わってきます。それは明らかに今現在のコリアンパワーの成せるワザなんでしょう!『オアシス』、『殺人の追憶』、そしてこの『シルミド』と映画制作に賭ける姿勢は羨ましい限りです。う〜ん、マジで邦画も頑張ろう!さて『ブラザーフッド』はどうなんだ?
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