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Deckard's Movie Diary index|past|will
職人ジョエル・シューマッカー監督、ケイト・ブランシェット主演『ヴェロニカ・ゲリン』。悪い映画ではありません。一介のジャーナリストが自らの命を顧みず麻薬の元締めを追及する姿勢は頭が下がります。ただ、ドキュメンタリー・タッチで進むストーリーはそれなりに興味深いのですが、ほとんど思い入れが出来ません。単にスクリーンに映し出される出来事を見せられているだけの印象です。30代後半まで一介のジャーナリストだったヴェロニカ・ゲリンが何故、このような危険なネタに手を出したのか?その一番大事な部分がないがしろなので、イマイチ彼女に感情移入出来ませんでした。つまり、そこまでやるのかよ!と頑張るヴェロニカ・ゲリンの動機が理解出来ないのです。子供たちが麻薬に犯されている事実に目を背けられなかった・・・というのなら、それまでの人生でそのコトを知らなかったワケじゃないと思いますし・・・オイラの思い過ごしかもしれませんが、“何か”彼女を駆り立てたモノがあるのではないでしょうか?その辺りの突っ込みが甘く、またヴェロニカの家庭の描き方もまた中途半端で、四苦八苦している彼女がどうにも浮いて見えてしまいました。ケイト・ブランシェットは相変わらず素敵なのですが・・・。ところで、この実話はつい最近のコトだったんですねぇ。全く知りませんでした(⌒o⌒;A しかし、こういったストーリーを探してくるジェリー・ブラッカイマーは相変わらず目が利きますねぇ(笑)。余談ですが、カメオ出演している人物の刺青が笑えます。
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