Deckard's Movie Diary
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2004年05月06日(木)  スクール・オブ・ロック ピーター・パン

『ハイ・フィデリティ』でティム・ロビンスをコバカにしたシーンが印象的だったジャック・ブラック(笑)。現在もロックグループで活躍しているだけに、今回の『スクール・オブ・ロック』はまさにギターを得たヴァン・ヘイレン状態(笑)。個人的には上映前に流れているロック・クラシックの数々だけで、かなりの高得点(オイオイ…( ;・_・)ッ( ゚ー゚)ウキ…内容は、ロック好きにはたまらないコネタ満載で涙モノの仕上がりになっていました。主演のジャック・ブラック演じるデューイは時代錯誤のロック至上主義者。自分で結成したバンドなのにメンバーからリコールされるし、「こいつ最低だよ」と陰口を叩かれている野郎です。元々ズレてる奴ですから、独り善がりの曲も全く魅力がありません。そんな彼の偏った主義が全く反対のベクトルで偏った教えを受けてきた小学生に(相手が高校生だったら話になりませんが、まだまだ洗脳され易い小学生っていうところが上手い!)カルチャーショックを与え、上手い具合に融合してエンディングへ。毒を持って毒を制す!というパターンですな。まぁ、かなり好意的で大甘な見方ですが・・・とにかくロック大好きなモンですから(苦笑)同居している元バンド仲間の彼が“スクール・オブ・ロック”の良心っつーコトで、これまた好意的に判断しました。一昔前なら、世代間のコミュニケーション・ツールとしてばかり使われていたロックでしたが、こういう映画が作られ、ヒットする時代になったんですねぇ・・・しみじみ。個人的にはジョーン・キューザック(実に魅力的なキャラで好演!)がテーブルの上でスカーフ片手に歌うスティーヴィー・ニックスの物真似を是非拝見したいものです(爆)。ラストの盛り上がりがイマイチだったのが残念でしたが、一番ガッカリしたのは、ロック映画なのに音響が良くなかったんです。因みに日比谷映画でした。


『ピーター・パン』・・・この歳になっても重度のピーター・パン症候群に犯されている自分は観なけれいけない!という使命感で観てきました(苦笑)無粋なコトにディズニー・アニメが苦手なオイラも実写版なら楽しむ事が出来るでしょう(自爆)。まぁ、内容は可も無く不可も無く普通でした(苦笑)。ウェンディが大人になるコトを選んだ後、キチンとピーター・パンが可愛そうに見えます(笑)。つまりピーター・パンは憧れではあるけれど、永遠ではないんですよね。一時の夢。やっぱ、夢ばっかり見てちゃダメなんですかね?


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