Deckard's Movie Diary
index|past|will
| 2004年01月23日(金) |
タイムライン バレットモンク |
『タイムライン』・・・原作はマイケル・クライトンだそうです。でも、あんまり関係ありません・・・まぁ、リチャード・ドナーですから!観終わって、最初に思ったのは“普通に面白いじゃん♪”だってリチャード・ドナーですから!細かい辻褄なんかはスっ飛ばしてアレもコレもの合わせ技イッポン!で大味な娯楽大作技で決めてます。ナンてたってリチャード・ドナーですから!特にSFってワケでもないですが、戦闘シーンは投石機の迫力も十分で「おお!」って楽しめます。もちろん、リチャード・ドナーですから!タイムスリップには絶対必要な“だからこうなった!”話もしっかり押さえてあります。さすがにリチャード・ドナーですから。しかし、もう少し面白くなったような気もします。やっぱ、リチャード・ドナーですから!というワケで、思いっきりリチャード・ドナーでした(笑)
ひょっとしたらかなり面白くなったかもしれない・・・と思ってしまった『バレットモンク』。ポール・ハンター(ってウソ臭い名前だなぁ・・・)というクリップ出身の監督さんなんですけど下手ですねぇ!脚本は悪くありませんが、演出のツボというか、粘るトコとサラっと流すところの緩急の付け方が全く分かっていません(車の上の一箇所だけでしたな)。さらに、ユンファの回りをウロウロする他の役者に全く魅力がないので、ユンファが絡まないと思いっきり退屈してしまいます。こういう映画を観るとリチャード・ドナーが天才監督に感じられます。で、「もっと面白くなる要素があったのに、もったいない映画でした」と、その筋のキスパートに言ったら、まだ観ていない彼は「コレオのトン・ワイはベテランなんですが、当のユンファはカンフーアクションが苦手な人だし、監督はMTV出身だし、そもそもアメリカ映画だし、期待要素のない映画ではありますがね(笑)」と言ってました。さすがです!その通りです。
|