Deckard's Movie Diary
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2004年01月22日(木)  解夏

『解夏』・・・この映画を観て一番良かったコトは“解夏”の意味が理解出来たコトだけかもしれません(個人的には石田ゆり子って好きなんで、問題ありませんが・・・って、どういう意味だよ(自爆))。“解夏”とは、禅宗の修行僧が夏の90日間に修行をするそうなんですが、その最初の日を“結夏(けつげ)”と言い、最後の日を“解夏”と言うそうです。で、『解夏』です。上辺をさら〜っと汲み取っただけの薄〜っぺらな映画でした。監督の磯村一路は『がんばっていきまっしょい』で鮮烈な印象を残したのですが、以後は尻すぼみです。ピンク映画や日活ロマンポルノで培ったモノをもっと押し出してイイんじゃないですか!別に濡れ場を見せろ!って言ってるワケじゃなくて・・・もしオイラが目が見えなくなる!という状況に陥ったら大好きな彼女の顔を手の平で触り捲くります。触感で憶えようとします。誰もがそういうコトをするとは思いませんが、もっと切羽詰った二人だけの表現があると思うのですが・・・・こんなTVドラマみたいなあっさ〜い演出って恥ずかしくないのかなぁ・・・と、思ったらフジTVが製作に絡んでるんですね(苦笑)。石田ゆり子・・・下手だなぁ・・・ボソ。


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